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2015/06/25

【商工組合中央金庫】2015・2016 年度 経済見通し~雇用環境の改善から内需増加への好循環で、安定成長が続く

| by:ウェブ管理者
2015 年度の実質 GDP は前年度比+1.6%を見込む。以下の要因により、プラス成長を回復する。

①良好な雇用環境のもと、名目所得の増加が継続される。加えて、原油価格の低位安定に伴う物価水準の下押しや消費税率引き上げ影響の一巡により、実質所得もプラスに転換し、個人消費の増加に寄与する。

②為替の円安水準が続き、輸出環境は良好であることに加え、米国を中心として海外経済が持ち直すことから、輸出の増加基調が維持される。

③個人消費などの内需の増加や外需の持ち直しによって、生産活動など国内の企業活動が活発化する。設備稼働率の上昇や設備年齢の長期化に伴って新規投資や更新投資の意欲が回復し、設備投資の拡大に波及する。

2016 年度は同+1.8%を見込む。引き続き、所得・雇用環境の改善から個人消費への波及や、設備投資の増加など内需中心の自律的回復経路を辿る。加えて、翌 17 年度初めからの消費税率の再引き上げを控えて、年度末にかけては駆け込み需要が生じることから、成長率は内需中心に拡大し、年度を通じて安定した景気回復となる。


原文はこちら
http://www.shokochukin.co.jp/report/mitoshi/pdf/cb_2015-16kai1.pdf

18:08 | 金融:銀行
 

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