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2014/08/19

【日本証券業協会】PISA2012金融リテラシー調査の結果公表について~成績上位5か国・地域は上から順に、中国(上海)、ベルギー(フラマン語圏)、エストニア、オーストラリア、ニュージーランド

| by:ウェブ管理者
金融経済教育を推進する研究会では、海外における金融経済教育の取り組み事例について、調査・研究を行っております。今回、その一環として、栗原久委員(東洋大学文学部 教授)より、「PISA2012金融リテラシー調査」の結果について報告がなされました。


2012年調査の結果

PISA2012金融リテラシー調査の結果は、2014年7月9日、OECDから公表された。以下、その概要である。

①成績上位5か国・地域は上から順に、中国(上海)、ベルギー(フラマン語圏)、エストニア、オーストラリア、ニュージーランドであった。中国(上海)は、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーでも、第1位の成績である。

②成績の男女差は、ほとんどなかった(この点は、成人を対象とした調査結果と異なっている)。

③社会経済的に恵まれた状況にある生徒の成績は、そうでない生徒に比べて良い。非移民の生徒は、移民の生徒よりも良い成績を得ていた。

④金融リテラシー調査の成績は、数学や読解力の成績と関連する。数学や読解力の基礎的スキルは、金融にかかわる概念や金融商品を理解するのに必須の条件である。

⑤「私は複雑な問題を解くのが好き」と解答した生徒は,良い成績を得ている。


原文はこちら
http://www.jsda.or.jp/manabu/kenkyukai/content/0819_PISA2012result.pdf

17:12 | 金融:行政・取引所・団体
 

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