IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内第3のプラットフォーム市場(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)の金融分野における2016年~2020年の市場予測を発表しました。
国内金融機関では収益拡大、コスト削減/業務効率化の観点から、第3のプラットフォーム/イノベーションアクセラレーター分野(IoT、3Dプリンティング、AR&VR、認知(コグニティブ)システム、ロボティクス、次世代セキュリティ)、並びに「FinTech」関連のIT支出も堅調な拡大を見込んでいます。しかし、導入の検討に際して、推進体制の整備の遅れなどの課題に直面する金融機関が多いとみています。IDC Japan ITスペンディング リサーチマネージャーの市村 仁は「ITサプライヤーは、今後も金融機関向けビジネスを拡大させるためには、事業構想段階からの参画、支援が重要になる」と分析しています。