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2020/09/07

【サイバーセキュリティクラウド】サイバーセキュリティクラウド、2020年7月~8月のサイバー攻撃検知レポートを発表 2020年上半期平均攻撃検知数と比較して夏季休暇を含む7月~8月はサイバー攻撃が30%増加

| by:ウェブ管理者
株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大野 暉、以下「当社」)は、お盆休みなど長期休暇を含む2020年7月1日から8月31日を対象としたサイバー攻撃検知レポートを発表いたします。なお、本データは当社が提供する、Webサイトへのサイバー攻撃を可視化・遮断するクラウド型WAFの「攻撃遮断くん」、AWS WAF自動運用サービス「WafCharm(ワフチャーム)」で観測した攻撃ログを集約し、分析・算出しています。

<調査概要>
・調査対象期間:2020年7月1日~2020年8月31日
・調査対象:「攻撃遮断くん」、「WafCharm」をご利用中のユーザーアカウント
・調査方法:「攻撃遮断くん」、「WafCharm」で観測した攻撃ログの分析

お盆休みを含む2020年7月1日から8月31日までにおいて、当社サービス(「攻撃遮断くん」、「WafCharm」)の導入企業に対しては月平均で32,238,832件のサイバー攻撃を検知しました。
 これは、2020年上半期に検知したサイバー攻撃数の平均と比較すると、Webサーバーを構成するソフトウェアの脆弱性に対する攻撃として分類される「web attack」や、攻撃の対象を探索・調査したり、無作為に行われる単純な攻撃で脆弱性を探す方法である「Web scan」、アプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用してシステムを不正に操作する「SQL Injection」などの増加が要因となり30%以上増加しています。
 さらに2020年8月18日には、2020年内最多検知数となる1,746,611件のサイバー攻撃を検知し、さらに同月7日には2番目に多い1,647,089件を検知しました。

 このように7月、8月に攻撃数が増加した要因として、新型コロナの感染が再び拡大したことで、企業のテレワーク体制が長引いていること、さらに7月、8月は従業員が夏季休暇を取得するなどオフィスが手薄になりがちであったことから、こうしたタイミングを狙ってサイバー攻撃が増加した可能性が高いと考えられます。
 また2020年8月に実施したサイバー攻撃の発生から発覚・公表までの期間に関する調査結果では、50%以上の法人・団体においてサイバー攻撃発覚まで90日超を要しており、さらにサイバー攻撃を受けてから発覚するまでに平均383日かかっていることがわかっています。そのため、こうした状況下においても攻撃発覚に至っていないケースが多く存在すると考えられます。
 今後年末年始に向けてサイバー攻撃はさらに増加する可能性があり、こうした事態を未然に防ぐためには、自社のサイバーセキュリティをいち早く見直すことが重要です。

 当社では、ますます増大しているサイバー攻撃の脅威から企業のWebサイトを守るため、今後もユーザーが安心してサービスを使える環境の構築支援に尽力し、企業のビジネス保護に努めてまいります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000009107.html

15:05 | IT:一般
 

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