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2015/10/26

【日本IBM】広島銀行、インターネットバンキングで欲しい情報をリアルタイムに提供

| by:ウェブ管理者
日本IBMは、広島銀行(本社:広島県広島市、頭取:池田晃治)のオムニチャネル・マーケティングの実現に向けた新たなインターネットバンキングの構築を支援し、本年7月13日から稼働を開始しました。当インターネットバンキングは、閲覧履歴や顧客属性などからお客様のニーズをリアルタイムで予測し最適な商品・サービスを案内することで優れた顧客体験を創出し、顧客満足度の向上と販売促進を支援します。

広島銀行は2015年4月に「中期計画2015~地域と共に未来を『創る』~」をスタートし、『金融仲介機能の発揮を通じ、地域のお客さまと共に持続的に成長していく「好循環」の創造』、『新たな付加価値の創出による企業価値の向上』、『地方創生への積極的なコミット』を三本柱として掲げ、営業推進体制の強化や地域別戦略に基づいた経営資源の再配分を通じて「質の伴った量の拡大」を進めています。顧客のニーズが多様化する中、営業店の窓口を利用しない非対面チャネルの強化が求められており、ホームページやインターネットバンキングの価値を高めるためにチャネルを連携させて、優れた顧客体験を提供することが課題となっていました。

新システムは、ホームページ内の閲覧履歴から顧客の潜在ニーズを予測して関連するバナー情報をリアルタイムで表示したり、インターネットバンキングにログイン後、興味や関心のある内容を顧客属性の分析により予測して関連するバナー情報を提供します。例えば、閲覧の多い内容に関する期間限定のキャンペーンを案内したり、興味のありそうな新しい情報を紹介して、詳しいページへと誘導します。これにより、お客様のライフイベント・ニーズに合致した最適な情報を最適なタイミングに案内し、顧客満足度の向上を図ることができます。

システム構築においては、国内金融機関向けの多数の実績に基づいたコンサルティングを行い、インターネットバンキングを活用したマーケティング戦略の立案を支援しました。また、リアルタイムで個別に最適なメッセージを配信するソフトウェア「IBM Interact」 とキャンペーン管理ソフトウェア「IBM Campaign (旧称 Unica Campaign)」を採用して新たにチャネル統合基盤を構築し、従来は各チャネルがそれぞれ情報系システムにアクセスしていたものを統合し、統一されたインターフェースで短期間かつ低コストで連携ができるようになりました。広島銀行のインターネットバンキング・システムは、複数の銀行で共同利用する「IBM チャネル共同センター・サービス」を利用しており、金融業務に対応できる高度なセキュリティーを確保し、安定性、堅牢性に優れた運営を支援しています。今回は、チャネル統合基盤と「IBM チャネル共同センター・サービス」を連携させて、新たなインターネットバンキングを構築しました。

業界に先駆けて先進的なオムニチャネル・マーケティングを実現するため、今後は、ATMとも連携し、チャネル横断のマーケティングをさらに推進していきます。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/10/2601.html

18:05 | IT:一般
 

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