金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2015/08/10

【大和証券グループ本社】『ウォーター・ボンド』発行・販売のお知らせ~投資を通じてアジア・太平洋地域の水関連事業を支援~

| by:ウェブ管理者
このたび大和証券グループは、アジア・太平洋地域における水関連事業に活用するためにアジア開発銀行(以下、「ADB」という。)が8 月26 日に発行する『ウォーター・ボンド』の販売を
行うこととなりましたので、その概要についてお知らせいたします。

ADB では、統合的な水資源管理に向けたビジョンを「Water for All(すべての人々に水を)」として政策にとりまとめ、また、水問題に対処するための資金需要が国際的に高まっていることを
受けて、「ウォーター・ファイナンシング・プログラム(水融資プログラム)」を策定しています。

2006 年以降の9 年間で、「ウォーター・ファイナンシング・プログラム」は、安全な飲み水・衛生施設の改善、灌漑・排水の効率化と生産性向上、洪水リスクの軽減など、高い成果をあげまし
た。2015 年から2017 年にかけて、ADB の水関連事業への新規投融資総額は90 億米ドル程度と見込まれています。

ADB は2010 年4 月、初のウォーター・ボンドを日本の投資家を対象に発行し、6 億3,800 万米ドル相当を調達しました。ADB はこれまでに、総額14 億米ドルを超えるウォーター・ボンド
を発行しています。今回の起債にあたっては、大和証券株式会社が売出しを行い、日本の個人投資家および法人投資家に販売いたします。ADB では、本債券発行による資金調達額と少なくとも
同額を、アジア・太平洋地域の加盟途上国における水関連事業に拠出する予定です。なお、当該目的に調達資金と同額を全額充当できない場合は、ADB は残額をADB 協定に則った通常の業務
へ活用予定です。

水に関する問題は多様な側面を持っており、経済成長の大きな阻害要因にもなっています。日本の投資家は、ADB が発行するウォーター・ボンドへの投資を通じて、アジア・太平洋地域にお
ける水関連事業を支援することが可能となり、ひいては貧困削減に貢献するといえます。

大和証券グループでは、社会的課題を投資により解決することを目指すインパクト・インベストメントを積極的に手掛けており、ウォーター・ボンドの販売はその取組みのひとつです。


原文はこちら
http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/1713_60_150810a.pdf

16:09 | 金融:証券
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.