株式会社NTTデータのマルチクラウド・オーケストレーションツール「Hinemos」が、日経BP社のIT系媒体が共同で主催する「ITpro EXPO AWARD 2014」において、"優秀賞"を受賞しました。
ITpro EXPO AWARD 2014の概要 ITpro EXPO AWARD 2014は、ITpro EXPO 2014および同時開催の「Cloud Days Tokyo 2014秋」「スマートフォン&タブレット 2014秋」「ビッグデータEXPO 2014秋」「Security 2014」「モバイル&ソーシャルEXPO 2014」「IoT Japan 2014」に出展されたすべての製品/サービスの中から、優れていると同時に、来場者に対して分かりやすくインパクトのある展示を行ったものに与えられる賞です。
Hinemosについて 「Hinemos」は、NTTデータが開発するOSS(オープンソースソフトウエア)の統合運用管理ソフトウエアです。 本製品は単なる監視ツールではなく、マルチクラウド・オーケストレーションツールであることが特徴です。例えば、「Hinemosクラウド管理オプション」を利用することにより、Hinemosにパブリッククラウド独自の運用管理を行う機能を付加できます。同オプション製品は2013年に「Amazon Web Services」、2014年4月にはNTTコミュニケーションズの「Cloudn」に対応し、さらに2014年10月には「Microsoft Azure」に対応しました。これらの機能拡充により、単一画面・単一マネージャーによるマルチクラウド環境の監視、ジョブ管理、クラウドリソース制御、課金情報管理、操作ログ管理といった統合的な運用管理を一元的に実現することができます。 現在開発中の機能として、マルチクラウド環境の運用を自動化する「クラウド間業務フロー連携」機能などがあり、キュー連携機能によるジョブフロー連携と、ファイル転送ソフト「HULFT」との連携機能によるファイル転送制御の2つの技術によって、結びつきが疎なマルチクラウド環境の構築を実現する予定です。これにより、各々独立して構築・運用されているクラウドサービス上の複数システムのシステム間連携を実現することが可能となります。