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2015/11/05

【アクセンチュア】アクセンチュア最新調査――企業はモバイルアプリ管理を強化しなければ、投資が無駄になり、ユーザーを失望させるリスクがあることが明らかに

| by:ウェブ管理者
モバイルアプリの活用が重要視される一方、企業のアプリ運用管理体制は不十分であることが判明

【ニューヨーク発:2015年9月28日】
アクセンチュア(NYSE: ACN)の最新調査によると、大多数の企業経営幹部(87%)はビジネス向けモバイルアプリの価値を高く評価している一方、アプリ開発や運用の体制を構築している企業はわずかであることが明らかになりました。

アクセンチュアのレポート「デジタルビジネスを加速させる:モバイルアプリの重要性(Growing the Digital Business: Spotlight on Mobile Apps)」(英語)では、約2,000人の経営幹部に対して調査を実施しました。本調査によると、「アプリ設計・構築フェーズでユーザーのフィードバック収集を含めた、体系的なテストプログラムを実施している」と答えた回答者はわずか52%という結果になりました。また、「利用状況に関するレポートやアナリティクスによってユーザーの不満を把握している」と答えた回答者もわずか48%でした。

アクセンチュア・モビリティでモバイルアプリ部門を統括するアビジット・カブラ(Abhijit Kabra)は次のように述べています。「多くの企業はモバイルアプリをまだ充分に活用できていません。今回の調査において、約9割の企業は自社の顧客が効果的なモバイルアプリを強く求めていることを認識している一方、5割の企業は『モバイルアプリをビジネスで活用していくことにはセキュリティー上の問題が伴う』とも答えています。また、クラッシュレポートを導入している企業はわずか45%という結果になりました。モバイルアプリを最大活用するには、リリース前の厳密なテストに加え、リリース後も堅牢なアプリ管理を行わなければいけません。これにより最高レベルのユーザーエクスペリエンスを提供できるだけではなく、自社の優先課題としてセキュリティー課題に取り組み続けている、という安心感を顧客に与えることができるようになります。本調査では、ほとんどの企業が一度リリースしたモバイルアプリを継続的に改善しておらず、モバイル活用に投じた多大な投資を無駄にしてしまう可能性があります。」

アプリケーション・ライフサイクル全体で最適なアプリ管理を実現できれば、パフォーマンス低下によるユーザーの不満や使いにくさ、セキュリティー脆弱性を回避することができます。

・本調査の回答者の半数(49%)は、モバイルアプリの管理・開発における最大の課題は 「セキュリティー」だと答えています。

・セキュリティーに次ぐ課題は「クラッシュやバグなどのパフォーマンスに関する問題」 (37%)であることが分かりました。一方、回答者の半数以上(55%)は、「課題解決 に有効なバグ修正やトラッキングのツールを導入していない」と答えています。

・本調査によると企業の経営幹部は、ビジネス向けモバイルアプリが自社のビジネスに大 きな付加価値をもたらすと期待しています。

・82%の回答者は、「モバイルアプリは自社のビジネスにとって不可欠である」と答えま した。

・85%の回答者は、「将来的にモバイルアプリが主要なユーザーインターフェースになる」 と考えています。

・87%の回答者は、「モバイルアプリがデジタルビジネスを加速させるきっかけになる」 と回答しました。


原文はこちら
https://www.accenture.com/jp-ja/Home/BucketContent/Company-Local-Content2/company-news-releases-20151104.aspx

19:05 | IT:一般
 

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