【サクソバンクFX証券】サクソバンク、「2012年第4四半期世界経済予測」を発表
http://www.saxobank.co.jp/whatsnew/2012/11/post-98.html
オンライン・トレーディングおよび投資を専門とするサクソバンク(Saxo Bank A/S、デンマーク)は、2012年9月までの世界経済の見通しを簡潔にまとめた「2012年第4四半期世界経済予測」(日本語翻訳版)を発表しました。
「先延ばしは現実逃避の最も致命的な形である」 (C・ノースコート・パーキンソン)
2012年はこれまでのところ、投資家にとっては良い状況(年初から現在までプラス13%)に恵まれましたが、改革と雇用にとっては極めて悪い状況が続きました。社会格差は極めて大きくなっています。社会不安の爆発をいつまで、どのような代償を払えば、防ぎ得るのかということが2012年第4四半期の大きな課題です。
社会的緊張は、スペインやギリシャ、ポルトガル等の深刻な問題を抱える諸国に止まらず、ドイツなどでも顕在化しつつあります。ドイツでは、総人口の10%までの富裕層の所得が国民全体の所得に占める割合は1998年の45%から現在は53%へと拡大しています。金融危機と金融緩和は富裕層と金融機関のみに利益をもたらしました
が、経済がそのツケを払わされる時期は近いかもしれません。セントルイス連銀によると、アメリカでは労働コストの対GDP(国内総生産)比は、史上最低の43.5%には達していないものの、1940年代以来の低い水準まで下がっています(ちなみに、史上最高は1970年代の53%)
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http://www.saxobank.co.jp/pdf/Report/outlook2012/q4report.pdf