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2016/12/30

【ブロードリッジ・ジャパン】金融機関のミドル・バックオフィス業務向けソリューションを提供、グローバル化で生き残る為の金融ITソリューションの最新動向と今後の展望、「記者懇親会」を開催!

| by:サイト管理者


 2016年11月9日(水)、ブロードリッジ・ジャパンは、山王パークタワーにおいて、報道関係者向け「記者懇親会 - グローバル化で生き残る為の金融ITソリューションの最新動向と今後の展望」を開催した。

 ブロードリッジ・ジャパンは、米金融ITソリューションプロバイダー、ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズの日本法人(日本進出は1998年)で、金融機関のミドル・バックオフィス業務向けソリューションを提供。今後、日本をアジアの中で最重要市場と位置づけているという。同社は米国の金融機関向けに提供している証券決済処理システムや議決権電子行使プラットフォームに関して北米の上場企業および投資信託において90%以上のシェアを占めており、日本では2004年にITを活用した株主総会プロセスの改革を目的に東京証券取引所と合弁会社ICJを設立し議決権電子行使プラットフォームを提供している。



 冒頭に、ジェームス・マーズデン氏(ブロードリッジ・ジャパン マネージングディレクター アジア戦略・営業開発)が登壇。ブロードリッジの紹介として、ポストトレードプロセシングとコミュニケーションソリューションを中心に、世界的なテクノロジーサービスと金融ソリューションを提供していることやその実績について紹介した。



 続いて、星野 好幸氏(ブロードリッジ・ジャパン 代表取締役社長)が登壇。星野氏は30年以上にわたり、ゴールドマン・サックス証券、メリルリンチ日本証券、ドイツ証券、バークレイズ証券の業務部門責任者のほか、日本国債清算機関や日本証券クリアリング機構の社外取締役を務めた。コストの多くを占めるバックオフィスの分野における急速なグローバリゼーションや決済期間の短縮など外部環境の変化、それに伴い求められる大幅なコスト削減・共有化への動向のほか、フィンテック・ブロックチェーン技術の可能性について解説した。



 また、クリス・ニクソン氏(ブロードリッジ・ジャパン ICS(インベスター・コミュニケーション・ソリューション)事業アジア担当)より、同社の議決権行使ソリューションの概要、および情報収集から議決権行使の処理について詳細に解説した。



 最後に、星野氏は、これからの金融界のグローバル化はこれまでの本質的に大きく異なり、国別・市場別の異なるプロセスへの対応から、世界標準という目的に国や市場が対応していく必要が高まっており、その標準化に乗り遅れないための重要なテーマとして、相互化・共有化、デジタル化、データ分析化を挙げ、国際化・標準化に貢献するソリューションを提供していくと展望を語り、締め括った。

 金融業界の業務部門一筋で約30年以上のキャリアを持つ星野 好幸氏を新たに代表取締役社長に迎え、さらなる経営基盤強化と事業領域拡大を図っていくというブロードリッジ・ジャパンの今後の取組みと展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




16:13 | 写真:金融・IT業界向け




 

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