(2011/05/19)
企業内の重要な情報を3つのセキュリティ機能で確実に守る「SecureTrunk®」を提供開始
http://www.unisys.co.jp/news/nr_110519_isecure.html
~ユーザー認証強化、アクセス制御、データ暗号化の3つの機能を1つの製品で実現~
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、既存の共有ファイルサーバーの構成を変更することなく、3つのセキュリティ対策で安全・確実に重要な情報を守るセキュリティ製品「SecureTrunk(セキュアトランク)」を、情報セキュリティサービスシリーズ「iSECURE®(アイセキュア)(注1)」に追加し、本日から提供開始します。
本製品は、企業内で共有するファイルサーバー上のファイルに対して、認証強化、アクセス制御、データの暗号化の3つのセキュリティ対策を一度に実現することで、情報漏えいを防ぎます。従来は、3つのセキュリティ対策を個別に導入するというケースが多く見られ、その場合、動作検証の負荷やサポートの分散といった課題がシステム管理者を悩ませていました。本製品では、これら3つの対策をパッケージングすることによりシステム管理負荷を削減し、個別に導入・構築するよりも低価格での提供を実現しました。
「SecureTrunk」の特徴は、以下のとおりです。
専用USBキーを用いたユーザー認証 ユーザーが利用するクライアントPCに、ユーザーごとに配布した専用USBキー(注2)を挿入してパスワード入力することで、本人認証を実施します。専用USBキーとパスワードの両方が無いとログインができないため、どちらか一方を誰かに盗難されたとしても不正にログインされることはありません。
利用ユーザー別のアクセス制御 重要な情報を保存するための「SecureTrunk」が管理するフォルダは、ユーザー別、組織別にアクセス権限を設定できます。また、専用エクスプローラ(注3)には、アクセス可能なフォルダのみ表示されるので、不正なアクセスや誤ったアクセスを防止することができます。
データの自動暗号化 専用エクスプローラに表示されるフォルダに暗号化したいファイルを入れるだけで、自動的にデータを暗号化します。なお、ファイルサーバーには暗号化用ソフトウェアのインストールは不要です。
*米国連邦標準規格で規定されているAES-256の暗号化アルゴリズムを採用
上記3つのセキュリティ機能の他に、「SecureTrunk」が管理するフォルダ内のファイルに対して、ユーザーが、いつ、どんな操作を行ったかを知ることができるアクセスログ採取/閲覧機能や、利用者の人事異動時に、アクセス権限の設定の一括変更ができる設定変更機能など、豊富な管理者向け機能でシステム管理者の負担を削減します。また、クライアントPCと共有ファイルサーバー間をVPN接続することで、社外からのリモートアクセス環境でも利用が可能です。
「SecureTrunk」は、管理対象(クライアントPC)数の規模により価格が変動します。例えば、管理対象PCが300台の場合、最小構成価格は、2,274,000円(1台当り7,580円/税別)です。
日本ユニシスは、「SecureTrunk」および関連サービスを含め、今後3年間で売上2億円を目指します。
*「SecureTrunk」は、株式会社インフィニテックとの共同開発製品です。