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2014/05/23

【ISID】 国内初、大規模解析環境を自動構築するクラウドCAEサービスを開始 ~HPC(High Performance Computing)環境を必要なだけすぐに使える「PLEXUS CAE」をアマゾン ウェブ サービス上で提供

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、製造業向けクラウド「PLEXUS(プレクサス)」のラインアップを一新し、大規模な解析実行環境を必要なだけ、スピーディに構築・提供するクラウドCAEサービス「PLEXUS CAE」の販売を2014年7月から開始します。


本サービスは、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)のクラウド上で、ユーザーが選択した解析ツールやサーバー構成などに応じたHPC(High Performance Computing)※1環境を、従量課金制で提供するSaaS型サービスです。解析実行環境の構築から実行後の環境抹消までを自動で行い、一連の処理を高速・簡便・安価に提供します。

解析ツールは、機構・構造・流体・衝突など主要領域をカバーする9種類から選択可能で、今後さらに拡充していきます。クラウド上で大規模解析環境を自動構築するCAEサービスの提供は、国内で初めてとなります。

背景

製造業の製品開発において、設計データの妥当性を試作前にコンピューター上で解析するCAEは、あらゆる業種で広く活用されています。近年では、グローバル市場に向けた製品の多様化・短納期化や、製品構造の複雑化に伴って、解析ニーズはますます増加し、処理も大規模化しています。様々な角度・手法で膨大な計算を繰り返す解析処理には、高速演算を可能とするHPC環境や多様な解析ツールが不可欠なため、企業が自社環境で全ての解析ニーズを満たすことは、企業規模の大小を問わず困難になりつつあります。一部の企業では、外部のスーパーコンピューターやクラウドの活用が始まっていますが、解析環境の構築にかかる作業負荷やリードタイム、クラウド活用ノウハウの不足などが課題となっています。

本サービスは、こうした課題に応えるため、ISIDのCAE領域における豊富な知見と、AWS上でのシステム構築ノウハウをベースに、解析ツールベンダー各社の協力を得て実現したものです。ISIDは本サービスの開始を機に、かねてより提供している製造業向けクラウド「PLEXUS」のラインアップを一新し、今後さらにクラウド需要が見込まれる解析領域を中核としたサービス拡充を図ってまいります。


原文はこちら
http://www.isid.co.jp/news/2014/0523.html

18:01 | IT:一般
 

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