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2014/02/07

【日本IBM】オープンIaaSとPaaS機能を実装し、プライベート・クラウド構築支援

| by:ウェブ管理者
日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、自社内でクラウド・システムを利用するプライベート・クラウドでより大きなビジネス価値を実現したい企業が、標準化や自動化のレベルまでを実現した本格的なプライベート・クラウドを構築、運用することを支援するため「プライベート・クラウド構築支援サービス」を拡充し、本日よりサービスの提供を開始します。本サービスは、将来にわたってクラウド環境を柔軟に活用できるオープン・テクノロジーに対応し、企業の継続的成長を支えるために最適なクラウド・システムの構築を支援します。

企業のクラウド活用が進む中、新規業務や開発用のクラウドだけではなく、基幹業務を支えるシステムにおいても、柔軟、迅速、効率といったクラウドの良さを生かしたいという要望が高まっています。企業のプライベート・クラウドへの要求も、従来の資源の仮想化などから、より大きな効果を求めて標準化(カタログ化)、さらには、複数仮想サーバーからなるクラウド・アプリケーション・サービス全体の構築、運用についての自動化までを求めるお客様が増えてきました。しかしながら、このような本格的なプライベート・クラウドの導入には、現状の分析や要件定義に時間がかかり、それぞれの企業に最適化した構築にもノウハウが必要でした。

今回発表した「プライベート・クラウド構築支援サービス」は、IBMが蓄積したプライベート・クラウド設計、構築のベスト・プラクティスをベースにし、より迅速に日本のお客様のビジネスとITの要件にあった本格的なプライベートIaaS、PaaSの導入を支援するようサービス内容を強化・拡充しました。また、アセスメント、デモンストレーションといったプライベート・クラウドの検討段階をサポートするサービスを充実させ、自社に適合したクラウドの検討をより行いやすくしました。さらに、企業システムに必要な運用監視とバックアップのマネージド・サービスへの拡充を図り、IBMが持つセキュリティー・サービスとともに、トータルに企業のクラウド環境の整備を支援していきます。加えて、コンサルテイングのスキルを持つ経験豊かな人材が、お客様とともにクラウドによる変革を検討し支援するための体制を拡充しました。

プライベート・クラウド構築支援サービス」では、OpenStack、OASIS TOSCAに対応しクラウドの構築と管理を自動化するためのソフトウェア「IBM® SmarterCloud Orchestrator」とITサービスを管理するソフトウェア「IBM SmarterCloud Control Desk」を標準ソフトウェアとして活用し、オープンなクラウド・システムを構築します。柔軟さや迅速性を期待して構築するクラウド環境が、現行製品の機能に縛られ拡張や移行の負担が大きくなり、次の成長に向けたシステムの選択肢が広がらない「ベンダー・ロックイン」を回避し、将来にわたりパブリック・クラウドとの連携やシステムの拡張を容易にします。

クラウドの活用方法が成熟するにつれ、アプリケーションの開発フェーズやワークロードによってパブリック・クラウドとプライベート・クラウドを連携することが重要になってきました。今後、IBMが支援するパブリック・クラウドサービスのSoftLayerとプライベート・クラウドの連携が容易に行えるサービスの拡張を行い、ハイブリッド・クラウドの構築支援も強化します。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/02/0701.html

17:01 | IT:一般
 

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