2.本実証実験の概要 AI による学習の効果を最大化するためには、学習データのボリューム確保が課題となります。そこで、本実証実験では、複数の銀行で個別に AI に取引データを学習させた後に、当該学習結果のみを暗号化して中央サーバに送信し、中央サーバで各銀行の学習結果を暗号化したまま更新する仕組み(NICT のプライバシー保護深層学習技術「DeepProtect(*)」)を活用します。 これにより、データのプライバシー保護を図りつつ、複数機関で連携した学習を通じて、不正取引検知精度向上が期待されるとともに、デジタル技術を活用した当社の業務プロセスの変革にも繋げてまいります。