金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2021/04/12

【山形県】食の力で地域活性化を!ジョージ・ヤマガタ氏 Presents 第2回オンラインセミナー「地域食材による持続的な地域活性化」を開催!

| by:ウェブ管理者

 2021年4月8日(木)、山形県は、ジョージ・ヤマガタ氏 Presents 第2回オンラインセミナー「地域食材による持続的な地域活性化」を開催した。

 この日は山形の恵まれた食材をテーマに、豊かな自然とおいしい農産物・水産物に恵まれ、地域独自の食文化が発展してきた山形で、いかにして環境、文化、健康、経済のバランスの取れた持続可能な食の循環を実現し、食材を活用した取組で地域を盛り上げていくのかを議論した。



 イノベーションの拠点となる「山形イノベーション中央駅」のシンボルであり、周囲に桜が咲き誇る霞城セントラルの24階展望ロビーに開設されたスタジオから配信されているこの日のセミナーも、前回に続き、吉田 克己さん(山形県 みらい企画創造部 ふるさと山形移住推進課)の進行でスタートした。



 イベントのプレゼンテーターであるジョージ・ヤマガタ氏は開演挨拶で、各地で食材の魅力を発見し引き出し、それを人々と分かち合う熱い想いを持った方々による今日のパネルディスカッションが楽しみであると冒頭に述べた。また、地域で連綿と育まれてきた食材を取り巻く文化が徐々に失われ、農林水産物の大量生産、大量消費が続く今、代々受け継がれてきた食材・食文化と自然環境を次世代に残さずに日本が魅力的な国として続いていくことが困難になるだろうとして、今日の議論を通じて持続可能な地域のあり方、すなわちSDGsにも想いを馳せながら山形の食の魅力を感じて貰えればと挨拶で語った。

パネル 『地域食材による持続的な地域活性化』



 パネルディスカッション『地域食材による持続的な地域活性化』には、角田 歩さん(鮭川村地域おこし協力隊)、冨樫 シゲトモさん(羽越のデザイン企業組合 代表理事)、松並 三男さん(鮭川村地域おこし協力隊)、松本 友哉さん(合同会社とびしま 共同代表)、渡辺 歩さん(Due代表、communeAOMUSHI 取締役)が出演し、佐々木 ひろこさん(フードジャーナリスト/一般社団法人Chefs for the Blue 代表理事)が進行役を務めた。


(写真は、パネル内で共有された飛島の様子:松本 友哉さん)

 パネルではフードジャーナリストとして、水産資源の減少への危機感からボトムアップの意見形成の活動としてセミナー等の様々な取り組みを行っている進行役の佐々木さんが、日本の豊かで多様な食文化を未来に繋いでいくためには、地域の食材・生産物が無くてはならないものであり、今日はそれを支えている皆さんの話を聞かせていただければと冒頭に挨拶。各自の活動紹介の後、焼畑の温海かぶ、クラウドファンディング、白鮭と村の歴史・文化、サザエを中心とした持続的な島の漁業などの個別の取組事例について、質問も交えて議論を掘り下げていきながら、食材を活用した持続可能な取り組みと地域活性化について活発な意見交換を続けた。

 最後に、「食」は楽しく情報発信ができる分野なので、日本中の食に興味のある人たちが繋がって大きな動きに結び付けばと締め括ってディスカッションを終了した。



 閉会挨拶でジョージ・ヤマガタ氏は、第3回は山形大学のベンチャープログラム「EDGE-NEXT」による学生目線のイベントとして開催することを報告。ライトアップされた霞城セントラル周辺の夜桜も映し出されてセミナーは終了した。

 次回のジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナー第3回「何かやってみたい大学生必見!山形でできる新たな一歩」は、2021年4月15日(木)18:00~19:30に開催を予定している。

主催・共催・後援 

(取材、記事、編集・制作 : メディアプロモーション事業部@グッドウェイ )




09:19 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.