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2023/06/28

【日本損害保険協会】令和4年度 損保決算概況について

| by:ウェブ管理者
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)では、加盟29社(※)の令和4年度決算概況を次のとおり取りまとめました。

1.保険引受の概況

(1)正味収入保険料
正味収入保険料は、2022年10月に商品改定した影響などにより火災保険が増収となったこと等から、令和3年度に比べ3.6%(3,132億円)増加して9兆1,195億円となりました。

(2)正味支払保険金、損害率
正味支払保険金は、自然災害の影響による火災保険の支払いの増加や、交通量回復に伴う自動車保険の支払いの増加などにより、令和3年度に比べ14.3%(6,718億円)増加の5兆3,830億円となりました。
損害率は、令和3年度に比べ5.6ポイント上昇して64.9%となりました。

(3)事業費、事業費率、コンバインド・レシオ
保険引受に係る営業費及び一般管理費は、令和3年度に比べ2.1%(276億円)増加して1兆
3,295億円となりました。
諸手数料及び集金費は、令和3年度に比べ3.3%(532億円)増加して1兆6,458億円となりました。
これらを合計した事業費は令和3年度に比べ2.8%(808億円)増加しましたが、事業費率は、
正味収入保険料の増収により令和3年度に比べ△0.3ポイント低下して32.6%となりました。
損害率と事業費率を合計したコンバインド・レシオは、令和3年度に比べ5.3ポイント上昇して97.5%となりました。

(4)保険引受利益
以上の増減益要因に、その他の保険引受収益および保険引受費用を加減算した保険引受利益は、令和3年度に比べ△63.2%(△1,963億円)減少の1,144億円となりました。


原文はこちら
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2023/ctuevu0000017be5-att/230628_01.pdf

14:04 | 金融:行政・取引所・団体
 

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