2013年4月2日(火)12:30~ 東京・有楽町にある日本外国特派員協会で、楽天・代表取締役会長兼社長の三木谷 浩史 氏が直近の楽天の取り組みを事例に、産業競争力会議の民間議員として提言している日本の国際競争力向上策("How to Increase Japan's International Competitive Power")に関して記者会見を開催。また、本年3月19日に米国を中心とする海外向けに出版した三木谷氏の新刊洋書「Marketplace 3.0: Rewriting the Rules of Borderless Business」の各章の概要について語られました。また、来場者には書籍がプレゼントされました。
12時からの冒頭30分は昼食会。ランチチケットを予約していた関係者(記者など)から優先的に着席できます。その後、12時30分~13時30分までのプレゼン&質疑応答ではたくさんの質問が飛び出し、予定時間を超えての活発な会見となりました。もちろん、コミュニケーションは全て英語です。
楽天がこれまで取り組んできた英語の公用化の効果、楽天エコシステムの構築やグローバル化への戦略、企業買収の成功要因(同じ宿命・共有・一体化)のほか、5つの原則(①改善・前進、②プロ意識、③仕組化、④顧客満足度の最大化、⑤スピード)などについて説明が行われました。
また、4月16日(火)9:00-19:00にホテルニューオータニにおいて、一般社団法人『新経済連盟』が主催する「新経済サミット2013」について語られました。
なお、今回紹介した三木谷氏の新刊洋書「Marketplace 3.0」の印税はすべて被災地に寄付するとのことです。
会見内容の詳細は、「楽天・三木谷社長、Amazon対抗策や堀江氏、アベノミクスを英語で大いに語る」(INTERNET Watch)をぜひ参考にしてください。