2014年3月20日、マークイットとトムソン・ロイターは、赤坂Bizタワー30階 トムソンロイター・セミナールームにおいて、金融機関やIT企業の関係者を集め、金融コミュニティのためのネットワーク・イベント「OPEN MESSAGING SEMINAR」を開催した。 両社は世界最大手の金融機関と提携し、トムソン・ロイター・アイコン・メッセンジャーを活用したオープンなメッセージング・ネットワークの構築を実現。インスタント・メッセージによるシームレスなネットワークにより、グローバルな金融コミュニティに繋がることが可能になるという。
冒頭に、デイヴィッド・ランエイカース氏(トムソン・ロイター・マーケッツ)、マシュー・セリネック氏(マークイットグループ日本)より挨拶。その後、ジョン・ラ・ベッキア氏(markit)による講演「Collaboration Services - The connection point for the financial world - 」、続いて、スチュアート・ブラウン氏(トムソン・ロイター)による講演「Find and Connect to more Opportunity with THOMSON REUTERS EIKEON MESSENGER」、そして、最後に来場者との質疑応答が行われた。
講演の終了後は、カクテルと料理を囲み、赤坂Bizタワー30階からの眺めを楽しみながらネットワーク懇親会が催され、講演者と参加者による意見情報交換が行われた。
両社が掲げる金融コミュニティにおけるオープンなメッセージングネットワークサービスが目指す、Seek More、Find More、Connect More、そして、Directory、Federation、Innovation。インスタント・メッセージを活用したバイサイドとセルサイドのコミュニケーションとビジネスへの活用のみならず、銀行、取引所、ベンダーなど、これからの業界横断コミュニティ・プラットフォーム形成の行方に注目したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作:藤野 宙志)@株式会社グッドウェイ