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2020/05/07

【日本IBM】金融サービス業界向けの安全なエコシステム構築をパートナーが支援~IBMの金融サービス向けパブリック・クラウドでISVを利用する次の一手~

| by:ウェブ管理者
銀行のお客様は、法人顧客か個人顧客かを問わず、利用する金融サービス・プロバイダーに対し、最新の利便性とセキュリティーの提供を期待しています。実際に、銀行はお客様に対応するアプリケーション構築における先駆者でした。しかしつい最近まで、データ・セキュリティー、プライバシーおよびネットワーク・レジリエンシーを確保し、規制機関からの厳格なコンプライアンス要求に応える必要性があり、それが金融サービス・プロバイダーによるさらなるデジタル革新の妨げとなっていました。

このため、昨年の後半、IBMは業界初の金融サービス向けパブリック・クラウドを発表しました。これはバンク・オブ・アメリカと共同で構築したもので、金融サービス業界に特有のコンプライアンス要件に対応しつつ、同行の顧客からの要求やプライバシーと安全性に対する期待に応えた主要なアプリケーションとワークロードを、クラウド上で稼働させます。

しかし、金融機関と取引し、規模の大小を問わずあらゆる銀行にサービスを提供する、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)およびSoftware-as-a-Service(SaaS)パートナーについてはどうでしょうか。こうしたパートナーがセキュリティーとコンプライアンスへの対応を確実にすることは、銀行にとって、忍耐が必要で、時間と手間がかかり、多大な労力を要するプロセスとなることがあります。これは、イノベーションやより広範な業界コラボレーションの阻害要因となっています。金融サービス向けパブリック・クラウド・プログラムにおいては、各ISVが金融サービス向けパブリック・クラウドを通じて製品を提供できるように、IBMは規範的な実装および証明プロセスによる指針を提供しています。これによってISVは、ISVと参加銀行間の契約や証明プロセスを迅速化し、簡素化することができます。

このたびIBMは、当金融サービス向けパブリック・クラウドのための製品を提供する、最初の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)とSoftware-as-a-Service(SaaS)パートナーを発表いたします。Assima、C3ai、Finacle、Intellect DesignおよびThought Machineが、このプラットフォームを通した製品の提供に合意した最初のISVとなります。これによって、信頼できるベンダーと確実に協働するための効率的な方法を参加銀行に提供できるようになります。これらのISVはそれぞれ、IBMパプリック・クラウド・エコシステムの一つとして、IBMがサポートし、金融サービス向けパブリック・クラウドの要件に合わせて設計されたオンボーディング・プロセスに参加することとなります。


原文はこちら
http://jp.newsroom.ibm.com/2020-05-07-finance-service-industry-for-safety-ecosystem-construction-partner-support

16:03 | IT:一般
 

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