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2015/10/21

【経済産業省】「平成27年7-9月期地域経済産業調査」をまとめました

| by:ウェブ管理者
本件の概要

経済産業省はこのたび、各地方経済産業局(電力・ガス事業北陸支局、沖縄経済産業部を含む)が、各地域の経済動向を把握するために、四半期ごとに行っている地域経済産業調査の結果をとりまとめました。
【今回の調査結果のポイント】
全体の景況判断は前期から据え置き、「一部に弱い動きがみられるが、緩やかに改善している」としました。地域別では、景況判断を、北海道で上方修正し、東北、関東、東海、北陸、中国、九州、沖縄で据え置き、近畿、四国は下方修正しました。
生産は、自動車産業では、北米向けを中心に堅調に推移しています。一方、国内向けは軽自動車税引上げの影響等により引き続き弱含みとなっています。電子部品・デバイスは、中国経済の影響等によりスマートフォン向けの生産が弱含みとなっています。一方、はん用・生産用・業務用機械は、海外向けを中心に堅調に推移しています。
設備投資は、製造業では、一部に生産能力増強等の積極的な投資の動きがみられ、非製造業では、全国的に小売業を中心に新規出店等の動きがみられます。
雇用は、一部に適正な人員が確保されているとの声もありますが、前期に引き続き人手不足の声があり、今後もこの状況が継続するだろうという声がありました。
個人消費は、全国的に、スーパーでは飲食料品を中心に堅調に推移し、百貨店では高額商品が堅調に推移しています。一方で、日用品については低価格志向が続いているとの声がありました。家電販売は、エアコンなどの季節家電を中心に好調なほか、白物家電にも動きがみられます。自動車販売では軽自動車税引上げの影響がみられます。なお、前期に引き続き外国人観光客による消費が好調という声がありました。

地域経済産業調査について
各地方経済産業局(電力・ガス事業北陸支局、沖縄経済産業部を含む)が管内の企業等に対して、業況、生産、設備投資などの地域ごとの経済動向を把握するために
四半期ごとにヒアリング調査等を実施し、その結果を集約・分析したものです。
今回は、平成27年7-9月期(調査期間:9月1日~9月25日、調査対象企業数:815社)の調査の結果をとりまとめました。

資料1 平成27年7-9月期 地域経済産業調査
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151021001/20151021001-2.pdf

資料2 平成27年7-9月期 地域経済産業調査(全体及び各地域総括)
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151021001/20151021001-3.pdf


原文はこちら
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151021001/20151021001.html

18:17 | 金融:行政・取引所・団体
 

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