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2017/12/06

【日本テラデータ】テラデータ、AIの活用に関する調査結果を発表:回答企業の80%はAIに投資しているが、課題があると認識~圧倒的に多くの企業がAIテクノロジーの戦略策定とROI最大化に向け、Chief AI Officer新設を検討

| by:ウェブ管理者
 テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、260社のグローバル大手企業を対象に、「AI」の活用に関する調査※を実施しました。その結果、回答企業の80%が現時点でAIに投資しているが、ビジネス・リーダーの3人に1人は、競合企業と同等の投資を維持するためには、今後3年間にさらなる投資が必要と考えていることが分りました。また、AI導入に関わる課題解決に戦略的に取り組むため、経営幹部レベルの役職としてChief AI Officer(CAIO)を新設し、AI導入の効率化を図ることが必要であると考えています。

調査結果によると、AIへの先行投資は十分な費用対効果を生むと企業が考えていることが分りました。
AIに最も期待している業種は、1位がIT・ハイテク、通信(59%)、2位がビジネスおよびプロフェッショナル・サービス(43%)、そしてカスタマーサービスと金融サービスが同率3位(32%)でした。

AIによる収益上積み効果が期待される分野は上から、プロダクト・イノベーション/R&D(50%)、カスタマー・サービス(46%)、サプライ・チェーンおよびオペレーション(42%)でした。この結果は、AI投資の上位である、カスタマー・エクスペリエンス(62%)、プロダクト・イノベーション(59%)、オペレーション・エクセレンス(55%)などを反映しています。

すでに多くの企業がAIを導入済みで、AI投資の費用対効果を期待する一方、AI実装に関しては、課題が多くあることが分りました。
80%の企業が、AIを何らかのかたちで既に実装している一方、42%が組織全体を見ると、さらなる適用の余地があると回答。
30%の企業が、AIに対する投資はまだ十分ではなく、競合と同等の競争力を維持するためには、今後3年間でAIテクノロジーにさらに投資する必要であると回答。

AI実現に向けた課題:
新たなテクノロジーの導入に共通する課題として、今回の調査でも、ほぼ全ての回答企業が、AI導入の障壁とROIという課題を認識しています。

回答企業の91%がAI導入の障壁を認識しています。個別に見ると、ITインフラストラクチャの欠如(40%)、人材採用の難しさ(34%)、予算不足(30%)、ポリシー・規則・権利等の複雑さ(28%)、顧客の期待に対するインパクト(23%)と続きます。これとは対照的に、AIテクノロジー活用に関わる投資対効果を懸念する企業はわずか19%であり、AIと自動化が従業員のモチベーションに与えるインパクトを懸念している企業は20%に留まりました。
企業がAIへの投資に期待することは、収益増加(53%)とコスト削減/効率性向上(47%)の大きく2つです。
AIソリューションの購入検討、構築、デプロイに関する十分なスキルを持った人材が社内にいると回答した企業は28%に留まりました。


原文はこちら
https://prtimes.jp/technology/

16:04 | IT:一般
 

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