2022年7月19日（火）、一般社団法人Fintech協会は「Fintech Japan 2022」をオンラインで開催した。

　今回は「Deep Fintech」をメインテーマに、Fintech業界の最前線で活躍する起業家や有識者、当局関係者等を招き、Fintech各分野における最先端の知見を業界に向けて発信した。ここでは当日のプログラムの一部を写真でご紹介したい。

Panel １

「金融のオープンイノベーション」

　当日は5つのパネルが実施され、最初のパネルには小野沢 宏晋氏（GMOあおぞらネット銀行 執行役員 / 企画・事業開発グループ グループ長）、田島 悟史氏（Finatextホールディングス 取締役CTO / CISO）、松本 勇気氏（LayerX 代表取締役CTO）が登壇、木村 康宏氏（Fintech協会 代表理事副会長、freee 執行役員社会インフラ企画部長）がモデレーターを務め、金融のオープンイノベーションをテーマに議論を行った。なお、当日の司会進行は野中 瑛里子氏（Fintech協会 事務局長）が務めた。

Panel ２

「デジタルマネーとWeb3」

　続いてのパネルには伊藤 祐一郎氏（Finatextホールディングス 取締役CFO）、神田 潤一氏（衆議院議員）、久保田 雅也氏（World Innovation Lab (WiL) パートナー）が登壇。沖田 貴史氏（Fintech協会 代表理事会長、ナッジ 代表取締役）がモデレーターを務め、デジタルマネーとWeb3をテーマにディスカッションを行った。

Panel ３

「サイバー犯罪とAML」

　3つ目のパネルには尾崎 寛氏（金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 マネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室 主任統括検査官）、桐山 隼人氏（アマゾン ウェブ サービス ジャパン シニアセキュリティソリューションアーキテクト）が登壇し、 島津 敦好氏（Fintech協会 理事、カウリス 代表取締役）がモデレーターを務め、サイバー犯罪とAMLについての議論や意見交換を行った。

　当日はこの他に、Panel 4「金融のサステナビリティ」、Panel 5「海外Fintech最前線」に加え、1次選考を通過した6社による「STARTUP PITCH BATTLE 2022」も行われ、社債に特化したネット証券であるSiiibo証券が優勝を飾ったほか、ECのための延長保証を提供するKivaがジャパスタ賞を、統計心理学で与信のスコアリングをするビー・インフォマティカが審査員特別賞を受賞。オンラインで会いたい人と出会える「スタートアップ1on1ブース」の機能なども提供された。

（取材、撮影、記事、編集・制作 ： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ ）