(2011/11/28)
有力FX企業15社の月間データランキング-2011年10月-
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000877

～1米ドル75円台の史上最高値更新で、新たな投資家が増える～

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX（外国為替証拠金取引）店頭取引市場における有力企業15社のアンケート調査を実施した。

1．調査期間：2011年11月
2．調査対象：FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた15社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が15社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3．調査方法：当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査
 

調査結果サマリー

◆ 2011年10月の預かり残高の第1位は外為どっとコム、第2位はセントラル短資FX
2011年10月末の有力FX企業14社*の預かり残高の合計は、4,827億円で前月比5.06％増となった。
円高傾向が続く中、新規の投資家増と10月末の為替介入により預かり残高（14社の合計値）が増加した。

◆ 2011年10月の口座数の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2011年10月の口座数は有力FX企業14社*の合計で196万口座（前月比1.18％増）となった。10月より、口座数を公表する企業が1社減のため、前月の9月に遡って14社で再集計した。14社合計でも前月比で増加となっている。

◆ 2011年10月の取引高の第1位はDMM.com証券、第2位はGMOクリック証券
2011年10月の月間取引高は、有力FX企業13社*の合計で84兆円（百万通貨は1億円として換算）となり、前月比3.93％減であった。10月末の円売介入によって、本調査協力企業において1日平均取引高がそれまでの約3倍増に達した企業もあった。しかしながら、10月は9月の月間取引高を下回る企業が多かった。

(*注.集計対象は、預かり残高14社、口座数14社、取引高13社、いずれも無回答を除く。)

※YRIマーケットNow! に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

（詳細はこちら）
http://www.yano.co.jp/press/pdf/877.pdf