【フィスコ】平成24年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.fisco.co.jp/corporate/pdf/IR_20121113_3.pdf
(1)連結経営成績に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人の消費マインドの改善傾向を受け緩やかな回復傾向が見られましたが、依然として欧州債務危機に対する懸念から不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは、基幹事業である情報サービス事業の売上減少を補完し事業領域を拡大するため、積極的にM&Aによる企業結合を展開してまいりました。具体的には、平成24年7月に、通信の基本機能を担うモデム技術及びデジタル情報を特定の帯域にて通信を行うために必要なベースバンド技術を基盤とした研究開発型企業である株式会社ネットインデックス(ジャスダック:6634)発行の新株予約権の行使と転換社債型新株予約権付社債の転換により、同社の議決権比率53.59%を保有する親会社となりました。当該株式取得に伴い、当社グループはデバイス事業に進出するとともに「デバイス事業」セグメントを新設いたしました。
また、平成24年9月には、「広告代理業」を営む株式会社ダイヤモンドエージェンシーの株式の取得により、同社の議決権比率94.97%を保有する親会社となりました。
これに伴い、当社グループは、従来の「情報サービス事業」「コンサルティング事業」「インターネット旅行事業」に加え、上記の「デバイス事業」を加えた4事業を有する企業グループとなりました。また、第4四半期連結会計期間におきまして、株式会社ダイヤモンドエージェンシーの営む「広告代理業」を新セグメントとして新設いたします。
今後も引き続き、当社グループ各社間の補完によるシナジー効果を発現できるよう一層努力してまいります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,042百万円(前年同期比256.4%増)、売上原価は1,274百万円(前年同期比676.2%増)となりました。販売費及び一般管理費は673百万円(前年同期比74.4%増)となったことにより、営業損益は94百万円の営業利益(前年同期比316.3%増)、経常損益は124百万円の経常利益(前年同期比846.9%増)、四半期純損益は122百万円の四半期純利益(前年同期比59.0%増)となりました。
関連情報
平成24年12月期 第3四半期報告書
http://www.fisco.co.jp/corporate/pdf/IR_20121113_4.pdf
業績予想に関するお知らせ
http://www.fisco.co.jp/corporate/pdf/IR_20121113_2.pdf
平成24年7月17日付「営業外収益及び特別利益の発生に関するお知らせ」の訂正に関するお知らせ
http://www.fisco.co.jp/corporate/pdf/IR_20121113_1.pdf