現在、あらゆる分野の「モノ」がインターネットにつながり、データがネットワーク上で行き交う「IoT(Internet of Things)」は多くの分野で利用されており、人々の生活を便利で豊かにしています。IoTデバイスの数は、2020年には現在の約2倍の300億まで増加するとも言われており、益々日々の生活に欠かせないものになっていくと予測されています。一方で、IoTデバイスを標的にしたサイバー攻撃は増加傾向にあり、IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威 2018」の第1章では、「IoT機器を利用する上で実施しておくべき情報セキュリティ対策の基本」が解説されており、2017年から10大脅威にもランクインし2018年でランクアップするなど、IoTのセキュリティ強化は喫緊の課題となっております。