2019年3月5日(火)、イベント事業やブランディング&PR事業を展開するナノオプト・メディアは、「第5回 金融ICT カンファレンス 2019」を、東京・丸の内にあるJPタワーホール&カンファレンスで開催した。
【業務自動化】「Intelligent Automation(IA) -RPAの次に来るアプローチ」
福島 豊亮氏(KPMGコンサルティング Digital Labor & Transformation DIRECTOR)は、多くの企業がRPAによる自動化を推進している昨今、対応の課題も出てくるRPAについて、次のステージをインテリジェントオートメーション(IA)と位置づけ、RPAの深化した姿、またこれを前提とした業務の再構築の方法論について解説した。
【IoT】「最新事例に学ぶIoTビジネスで成功する秘訣とは?」
松園 和久氏(SAS Institute Japanソリューション 統括本部 IoT ソリューショングループ グループマネージャー)は、 IoTビジネスで成功体験をしたSASのユーザー企業を例に挙げ、SASにおけるIoTビジネスの最新事例を紹介するとともに、IoTデータからアナリティクスでいかに付加価値を出すかを紹介した。
【IoT】「IOTの特性/制約に対応するセキュリティの現在地と目指すべき目標像とは」
桑田 雅彦氏(NEC デジタルプラットフォーム事業部・シニアエキスパート)は、サイバー攻撃の対象がIoTシステムにまで拡がるなか、それらに対応するためのNECが提供するIoT向けセキュリティ対策の紹介を交えながら、どのようなセキュリティ対策が必要かを解説した。
【業務自動化】ソフトバンクがAIチャットボットを導入し、担当者二人で年間2.3億円のコスト削減を実現した事例
山川 雄志氏(ギブリー 取締役)、長目 拓也氏(ソフトバンク コンシューマ営業統括 営業第三本部 戦略部 企画課)が、ITやAIを活用し、イノベーティブでクリエイティブな企業として成長し続けることを目指しているというソフトバンクが、ギブリーが提供しているAIチャットボット「PEP」を活用して、どのように業務削減に至ったかを、実際のAIチャットボット作成画面なども交えながら解説した。
展示会場も終日、来場者で賑わいを見せ、各協賛企業のスタッフも特に休憩時間中は来場者の対応に追われた。
なお、今回の名古屋、大阪、東京の一連のイベントの来場者数は以下の通りとなっている。
◆名古屋 ※セッションのべ ※同時開催展含む
2019年2月21日 IoT World Conference 1,439名 / 業務自動化カンファレンス 1,439名
2019年2月22日 Security Days Spring 2019 1,704名
◆大阪 ※セッションのべ
2019年3月1日 Security Days Spring 2019 2,308名
◆東京 ※セッションのべ
2019年3月5日 IoT World Conference 1,377名 / 金融ICTカンファレンス 1,219名 / 業務自動化カンファレンス 2,576名
2019年3月6日~8日 Security Days Spring 2019 11,774名
(2019年3月6日 4,399名)
(2019年3月7日 3,932名)
(2019年3月8日 3,443名)
(取材、撮影、記事、 編集・制作: プロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )