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2024/06/14

【日本IBM】宮崎銀行と日本IBM、融資業務における生成AIの活用を開始し、融資稟議書の作成時間を95%削減

| by:ウェブ管理者
日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口明夫、以下「日本 IBM」)は、株式会社宮崎銀行(本店:宮崎県宮崎市、取締役頭取:杉田 浩二、以下「宮崎銀行」)と、日本IBMが開発した生成AIアセットを活用した融資稟議書作成アプリケーションを短期間で共同開発し、2024年4月から宮崎銀行の一部の店舗での本番利用を開始することにつなげました。宮崎銀行では、生成AIを活用することで、これまで、行員が手作業で行っていた融資稟議書作成にかかる作業時間を95%削減しました。

本アプリケーションは、宮崎銀行用に新たに構築したクラウド基盤上で、Microsoft社のAzure OpenAI Serviceと連携するよう構築されています。日本IBMの既存の実証済み生成AIアセットを活用することで、一から設計する手間と費用を抑えることが可能なほか、時間的にも効率的に開発が可能となります。本プロジェクトでは、約2ヶ月間という短期間で業務へ実用可能なアプリケーションの開発を実現しました。

本アプリケーションは、現在一部の店舗で運用が開始されており、宮崎銀行は、今後全店での運用開始に向け、本アプリケーションの精度向上とサブシステムからのデータ連携を進めていきます。日本IBMは、銀行業務とシステム・アーキテクチャー、ハイブリッドクラウドの知見をもとに、最新のAI技術活用したアプリ開発やインフラ構築、コンサルティング、プロジェクト全体管理を引き続き支援していきます。


原文はこちら
https://jp.newsroom.ibm.com/2024-06-13-Miyazaki-Bank-and-IBM-Japan-begin-using-generative-AI-in-loan-operations

15:01 | IT:一般
 

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