金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2019/05/09

【日本ユニシス】2019年3月期 決算短信(連結)

| by:ウェブ管理者
1.【経営成績等の概況】

(1)経営成績に関する分析

① 当連結会計年度の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善により、引き続き緩やかな景気回復基調にありましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響などにより、先行きが不透明な状況が見受けられました。

一方、国内の情報サービス市場においては、年度を通じて情報システム投資が堅調に推移しましたが、今後も異業種からの参入による競争は激しくなると見込まれ、当社を取り巻く環境は依然として厳しい状況であると認識しております。

このような環境の中、日本ユニシスグループは、「顧客・パートナーと共に社会を豊かにする価値を提供し、社会課題を解決する企業」として、業種・業態の垣根を越え、さまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムを創る中核となり、デジタルトランスフォーメーションを実現するプラットフォームの提供企業となることを目指した中期経営計画「Foresight in sight 2020」(2018-2020年度)を策定し、各重点施策に取り組んでおります。

中期経営計画で定めた4つの注力領域は、対応する社会課題により、それぞれの領域の垣根を越えてクロスファンクショナルに活動しております。その中での主な取り組み例としては、エネルギーマネジメントの分野において、持続可能なエネルギー社会を目指す取り組みとして、経済産業省の「非化石証書の利用価値向上に係る調査事業」の委託を受け、ブロックチェーン技術やエネルギーマネジメントに関する知財を活用し、トラッキングデータの収集や管理を行っております。

更に、モビリティサービスプラットフォームである「smart oasis」が、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社に採用され、MaaSを支えるサービスプラットフォームとして大きく成長いたしました。

キャッシュレスの推進によるスマートな消費社会の実現に向けた取り組みとしては、子会社のキャナルペイメントサービス株式会社が、クレジット最大手の株式会社ジェーシービーおよび株式会社日本カードネットワークとの業務資本提携を行い、クレジットカードの既存加盟店に電子マネー等の普及促進を図ることで、QR・バーコード決済分野での取扱いをさらに拡大しております。


原文はこちら
https://www.unisys.co.jp/invest-j/financial/statement.html

関連情報
・「2019年3月期 連結決算補足資料」
https://www.unisys.co.jp/invest-j/financial/statement.html
・「剰余金の配当(増配)に関するお知らせ」
https://www.unisys.co.jp/news/nr_190509_ir.pdf
・「株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ」
https://www.unisys.co.jp/news/nr_190509_stock-option.pdf

16:12 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.