金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/10/01

【日本ユニシス】八十二銀行に総合信託業務管理システム「TrustPORT」を提供 ~ 遺言代用信託業務・解約制限付信託業務・遺贈寄付信託業務を支援~

| by:ウェブ管理者
日本ユニシスは、八十二銀行に、総合信託業務管理システム「TrustPORT」を本日から提供します。
日本ユニシスは、1970 年代から 40 年以上にわたり、信託銀行や信託会社など数多くのお客さまに、信託業務システムを提供しており、2021 年 8 月には、「TrustPORT」の新機能として「解約制限」および「遺贈寄付」機能を追加しています。「TrustPORT」の提供により、個人信託業務における事務処理時間の大幅な短縮、事務負担の軽減、オペレーショナルリスクの低減を実現します。

【個人信託が注目される背景】
少子高齢化の進展や 1,800 兆円を超える個人金融資産の高齢者偏在などを背景に、財産承継を円滑に行う手段として個人信託商品が注目されています。個人信託商品としては、相続発生時にあらかじめ指定しておいた相続人に金銭を支払う遺言代用信託が一般的でした。近年では、高齢化の進展に伴う認知症患者の増加に対応した、親族や法曹関係者に財産管理を任せることができる「解約制限付信託」や、単身高齢者の増加に対応した、個人が遺言によって遺産を公益法人や NPO 法人などの機関に寄付できる「遺贈寄付信託」も注目されています。

【八十二銀行の TrustPORT 採用ポイント】
1.遺言代用信託だけでなく「解約制限付信託」と「遺贈寄付信託」にも対応可能
「個人信託商品」として一般的な遺言代用信託だけでなく、近年ニーズが高まっている「解約制限付信託」や「遺贈寄付信託」に対応した機能も提供しています。
2.信託業務拡張時の迅速な対応が可能かつ既存業務のデータ移行も容易
汎用的な信託会計管理が可能な「信託会計システム」と信託業務ごとの「事務管理システム」で構成されているため、将来的な信託業務拡張時の迅速な対応が可能で、既存信託業務のデータ移行も容易です。
3.SaaS 提供および制度変更対応
SaaS での提供により短期間での導入および低料金でのシステム利用を実現し、本番稼動後の維持管理コストも抑制できです。また金融庁宛報告書の書式改定時など各種制度変更に対して個別対応が不要です。

【総合信託業務管理システム「TrustPORT」の特徴】
1.幅広い信託業務の事務処理が可能
汎用的な信託会計管理が可能な「信託会計システム」と信託託業務ごとの「事務管理システム」で構成されており、「信託会計システム」をベースに幅広い信託業務の管理が可能です。
2.拡張性があるため迅速な信託事業拡大を支援
「個人信託システム」以外にも「金銭債権信託システム」や「不動産信託システム」、といった事務管理システムを有しており、信託業務拡大時にも迅速な対応を支援できます。

3.新規信託事業参入支援からシステム提供まで総合的なサービスを提供
長年にわたる信託業務システムの提供で培った豊富なノウハウに基づき、信託事業参入前の検討支援から信託参入後のシステム提供までをトータルで支援できます。また新規信託免許取得申請などの際に、「認可申請支援サービス」というコンサルティングサービスの提供も可能です。


原文はこちら
https://www.unisys.co.jp/news/info_211001_trustport.pdf

16:05 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.