【投資信託協会】平成25年4月の投資信託概況を発表しました
http://www.toushin.or.jp/tws/toukei_dw/gaikyo.doc
1.設定・解約等の状況
(1)総合計
25年4月の総合計は設定額が11兆4,257億円、解約額が9兆9,804億円、償還額が884億円で、差引き1兆3,569億円の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べ5兆426億円増加(うち、運用等増3兆6,856億円)し、月末には77兆6,741億円となった。
(2)株式投信
4月の株式投信は設定額が4兆2,952億円(対前月比2,223億円増加)で、これに対し解約額が3兆8,462億円(同8,156億円増加)であり、解約率は6.4%(前月5.3%)、償還額884億円で、この結果、株式投信は差引き3,606億円(単位型1,854億円減少、追加型5,460億円増加)の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べて4兆462億円増加(うち、運用等増3兆6,856億円)して、月末には64兆944億円となった。
(3)公社債投信
4月の公社債投信は設定額が7兆1,304億円(対前月比1兆2,689億円増加)で、これに対し解約額6兆1,341億円(同5,524億円増加)償還額0円で、差引き9,963億円の資金純増となった。
この内訳は、中期国債ファンドが79億円の純増、長期公社債投信が102億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが480億円の純増、キャッシュリザーブファンドが80億円の純増、MRFが9,429億円の純増、MMFが1億円の純減となった。
純資産総額は前月末に比べ9,963億円増加し、月末には13兆5,797億円となった。
2.資産運用状況
(1)株式投信
4月中の株式運用は国内株式について対市場で298億円買越し、外国株式は244億円の売越しであった。
株式投信の組入れ株式は前月末に比べ1兆6,389億円増加し、月末には16兆5,798億円(うち、外国株式4兆5,548億円)となり、純資産総額に対する比率が25.9%(前月末24.9%)となった。
一方、組入れ公社債は前月末に比べ5,755億円増加し、月末には16兆9,288億円(うち、外国債券14兆1,276億円)となり、純資産総額に対する比率は26.4%(前月末27.2%)となった。
(2)公社債投信
公社債投信の組入れ公社債は前月末に比べ1兆3,154億円増加し、月末には9兆6,177億円(うち、外国債券3億円)となり、純資産総額に対する比率は70.8%(前月末66.0%)となった。