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2022/02/07

【KDDI総合研究所】東京大学、KDDI総合研究所、Beyond 5G/6G時代を見据えた「未来スマート社会研究」社会連携講座を開設

| by:ウェブ管理者
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(研究科長:染谷隆夫、以下「東京大学」)と株式会社KDDI総合研究所(代表取締役所長:中村 元、以下「KDDI総合研究所」)は、情報・通信・デバイスの技術が融合された、Beyond 5G/6G時代におけるスマート社会基盤の構築に関する研究開発を行う「未来スマート社会研究」社会連携講座(以下「本社会連携講座」)を2022年1月1日から開設し、共同研究を開始しました。

本社会連携講座は、Beyond 5G/6G時代におけるサイバーフィジカルシステムを見据え、情報・通信・デバイスといった様々な分野を横断した研究開発を行うことで、社会全体にまたがるインフラの構築、データ収集・流通・解析までアーキテクチャ全体を見渡せる技術力を持つ人材の育成、新産業創出・社会イノベーションを起こすための産学連携・交流を目的としています。

本社会連携講座において東京大学は、Backscatter通信(注1)やエナジーハーベストデバイス(注2)など、無線・デバイス関連や、AIなどのデータ解析に関する研究開発を主導的に行うとともに、コンテスト開催など実践的教育による人材育成を行います。

KDDI総合研究所は、データハブ/MEC(Multi-access Edge Computing)技術関連のデータ流通や全体アーキテクチャに関する研究開発を主導的に行うとともに、本社会連携講座の成果の社会実装や標準化を目指します。

<本社会連携講座の概要>
講座名称:未来スマート社会研究
研究題目:スマート社会基盤構築のための情報・通信・デバイスを横断した研究
研究内容:
・フィジカル空間からサイバー空間にデータを収集するための、デバイスやネットワークに対するメンテナンスフリーを実現するための技術
・膨大な数のセンシングデバイスから収集したデータを効率よく、保持・流通するためのネットワーク技術
・サイバー空間でのAI等を用いたデータ解析を見越した、データの収集・処理技術
・AIなどを活用してネットワークの運用を容易にする運用自動化技術
代表教員:中尾彰宏(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授)
設置期間:2022年1月1日から2025年3月31日まで

(参考)東京大学の社会連携講座とは、公共性の高い共通の課題について、東京大学と連携して研究を実施しようとする民間等の外部機関から受け入れる経費等を活用して設置される講座のことです。


原文はこちら
https://www.kddi-research.jp/newsrelease/2022/020402.html

15:09 | IT:一般
 

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