OpenPOWER Foundationは2年前の設立以来、急成長をとげ、24の国と地域の、200を超える企業、組織、個人がメンバーとなっています。本日発表の新たなイノベーションによるテクノロジーやコラボレーションツールは、ハイパースケールのデータセンターやハイパフォーマンス・コンピューティングを必要とするお客様へ提供していきます。OpenPOWERのイノベーションは、Linux on POWERアプリケーションをサポートする2,300以上のISVと、今も増えつつあるコミュニティーによって支えられています。
OpenPOWERのメンバーが本日公開した製品は、以下のとおりです。
ハイパフォーマンス・コンピューティングとクラウドに対応したサーバー Foundationのメンバーが10を超える新しいOpenPOWERサーバーを発表し、ハイパフォーマンス・コンピューティングとサーバー仮想化に対応した拡張サービスを提供しました。 Rackspaceは、「Barreleye」がラボからデータセンターへ移ったことを発表しました。 Rackspaceは、Rackspaceのパブリック・クラウドに対応したOpenStackベースのアプリケーションが登場し、年末にかけて「Barreleye」の利用がさらに広がるものと期待しています。 IBMはNVIDIAおよびWistronと協力して、第2世代のOpenPOWER高性能コンピューティング・サーバーをリリースする予定です。これには、NVIDIA Tesla Accelerated Computingプラットフォーム(詳細はこちら)のサポートが含まれます。このサーバーでは、NVIDIA NVLinkの高速インターコネクトテクノロジーを介して新しいNVIDIA Tesla P100 GPUアクセラレーターとPOWER8プロセッサーを直接接続します。最初のシステムは、2016年第4四半期に提供される予定です。さらに、IBMとNVIDIAは、グローバル・アクセラレーション・ラボを創設して、POWER8とNVIDIA NVLinkをベースとしたプラットフォームへのアプリケーション移植を行う、開発者やISVを支援する予定です。 4月に提供予定のTYAN GT75-BP012は、POWER8ベースの1Uサーバー・ソリューションで、ppc64アーキテクチャーを備えています。このOpenPOWERベースのプラットフォームは、1Uでもインメモリー・コンピューティングに対して優れた能力を発揮します。