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2017/12/20

【MOTEX(エムオーテックス)&Cylance Japan(サイランス ジャパン)】未知の脅威は防げない。その概念を覆す瞬間をあなたは”再び”目撃する!米国本社Cylance Inc.会長 兼 CEO スチュアート マクルアー氏の来日に合わせて、特別セミナー「Unbelievable Tour in Japan #2」を開催!

| by:ウェブ管理者


 2017年11月30日(木)、MOTEX(エムオーテックス)と
Cylance Japan(サイランス ジャパン)は米国本社Cylance Inc.(以下、サイランス)の会長兼CEO、スチュアート マクルアー氏来日に合わせて、エンドユーザやパートナー企業を対象にしたライブ・デモンストレーションイベント「Unbelievable Tour in Japan #2」を、品川グランドセントラルタワーで開催した。

 「Unbelievable Tour in Japan」は2016年8月24日~26日に第1回が開催(開催レポート)され、東京・名古屋・大阪 3日間で600名以上を動員。脅威検知率99%以上を誇るサイランスの衝撃的なプレゼンテーションで幕開けした前回のイベントでは、人工知能を使いこれまでとまったく違うアプローチでマルウェア対策を行う同社製品のデモンストレーションが実施され、注目を浴びた。今回の開催でもさらに進化した製品のデモの他、AIを活用した脅威防御でサイバーセキュリティ業界の破壊的革新をもたらしたスチュアート マクルアー氏の基調講演、国内セキュリティ業界からゲストスピーカー3名を迎えての今注目の話題についての対談が行われた。




【開会挨拶】エムオーテックス 代表取締役社長 河之口 達也氏

 河之口氏は冒頭の挨拶で来場への御礼を述べた後、「本日のテーマは技術革新だが、本当の破壊的技術というのは、本質であり普遍的で、長い年月が経とうとも変わらないものだと感じている。」とサイランスの99.7%の検知力がもたらす価値や強みなどについて語った後、「私がサイランスと出会ったのがちょうど2年前で、もうこれは本物の技術だと確信して一緒にビジネスを提供してきて1年になる。99.7%の検知力が一体何をもたらすのか、サイランスは本物なのか?というものを今日は皆さんに確認していただきたい。」と述べて挨拶とした。




【基調講演】Cylance Inc.会長兼CEO(最高経営責任者)スチュアート マクルアー氏「セキュリティ×AI」でゲームチェンジを仕掛けた理由

 マクルアー氏はセキュリティーにAIと機械学習を利用した初の企業としてのサイランスの概要について冒頭に紹介。製品の強みについて、「従来方式のシグネチャによる対策ではゼロデイの被害者は救えない。一方、サイランスのテクノロジーは数学(数式)を用いた推論判定により未来の攻撃も防御できる」と断言。「自然の多くは数式で成り立っている。リズムを見つけるとパターン、つまりアルゴリズムが見つかる。アルゴリズムから数式を導き出し、それによって未来が予測できる。」と語って、数式を用いた推論判定の概念について解説した。

 また、サイバーセキュリティにおけるAI活用と進化については、「真の意味でのAI活用を開始している企業は当社を含めて3社程度。最初の段階をAI第1世代とすれば、当社は唯一、AI第3世代に属しており、さらに第4、第5世代を視野に入れて日夜開発に取り組んでいる。」と強みをPRした。




【デモンストレーション】Cylance Japan 最高技術責任者 乙部 幸一朗氏


 乙部氏は冒頭に同社の製品が、機械学習により作成された数理モデルを元にファイルの構造からそれがマルチウェアかどうかを推論判定するというアプローチを行っているとして、その仕組みを紹介。その後、世界150カ国、30万台以上に被害をもたらし、感染すると複合するためにビットコインを要求してくるランサムウェア「WANNACRY/WANNACRYPT」の概要を説明後、発生時の2017年5月12日の検知率が他社製品が「0~2%」の検知率に留まるなか、「100%」を記録していたことなど、デモを交えながら同社製品が誇る圧倒的なパフォーマンスについて解説した。



【トークセッション】
マクルアー氏、乙部氏、アスタリスク・リサーチ OWASP Japan 代表 岡田 良太郎氏、デロイト トーマツ リスクサービス 代表取締役社長 丸山 満彦氏、奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授 門林 雄基氏 「AIはセキュリティに何をもたらすのか」 (AI×セキュリティ)

 トークセッションには、マクルアー氏、乙部氏のほか、岡田 氏がモデレーターを務め、丸山氏、門林氏もセッションに加わって、「AIはセキュリティに何をもたらすのか」をテーマに活発な議論を展開。最近の環境の変化について、外部環境、および内部環境の変化や対策ベンダーの提供価値の変化について語り合った後、「AIの進歩はセキュリティに何をもたらすのか」をテーマに、どんな技術があって、どんな問題を解決に導くのかなど各登壇者が知見を披露した。



【ガバナンスセッション】門林氏、岡田氏、丸山氏、河之口氏 「経営視点からセキュリティを考える」(経営×セキュリティ)


 最後のガバナンスセッションには、門林氏、岡田氏、丸山氏のほか、開会挨拶を行ったエムオーテックス 代表取締役社長 河之口氏も加わり、経営視点からセキュリティを考えるトークセッションを実施。「正しい選択は、成長の阻害要因ではなく促進要因になるのか」といったテーマについて、「社長に直接聞いてみたい」として、成長する事業経営の視点からセキュリティを考察。新たな問題の対応に、迅速に対応を進める企業とそうでない企業の存在と変化に対応する経営課題の変化などについて、様々な意見交換を行った。こうして2回目を迎えた「Unbelievable Tour in Japan #2」は最後は閉会挨拶により盛況の元に閉会した。



 内部情報漏えいという課題に対する安全対策としてLanScope Catは評価を受け、13年連続シェアNo.1を獲得。未知の脅威に対する革新的なソリューションとしての実績を誇る同製品は、2017年12月13日に4年ぶりにバージョンアップされている。詳しくは同社サイトをご覧いただきたい。


(取材、撮影、記事、 編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )





08:29 | 写真:金融・IT業界向け




 

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