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2021/12/08

【東京海上日動火災保険】【業界初】ドライブレコーダー映像からドクターヘリの出動要請を通報 ~通信機能付ドライブレコーダーを活用した人命救助の仕組みを構築~

| by:ウェブ管理者
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長 広瀬 伸一、以下「当社」)は、認定 NPO 法人救急ヘリ病院ネットワーク(理事長 篠田 伸夫、以下「HEM-Net」)および株式会社プレミア・エイド(代表取締役 吉澤 成一朗、以下「プレミア・エイド」)と連携し、当社の通信機能付オリジナルドライブレコーダー(以下「ドライブレコーダー」)で取得できる交通事故の映像から、救急や病院にドクターヘリの出動要請通報をする画像活用型救急自動通報システム「第2種 D-Call Net」の仕組みを構築し、23 年度中の導入を目指します。

1.背景
当社は、所定の特約をセットした自動車保険のお客様向けに通信機能付ドライブレコーダーを貸与し、事故の強い衝撃を検知した時にドライブレコーダーが自動で事故受付センター(プレミア・エイド)に連絡する緊急通報サービスを提供しています。2021 年 4 月からは車内カメラを搭載した 2 カメラ一体型のドライブレコーダーも新たに導入するなど、ドライブレコーダーを活用した様々なサービスの開発・提供を進めています。
HEM-Net は、2018 年に自動車メーカーやコールセンター機能を担う接続機関と共同で、自動車事故が発生した後、オペレーターに連携されたデータを基に救急や病院に通報し、ドクターヘリの出動に繋げる「第 1 種 D-Call Net」を立ち上げました。「第 1 種 D-Call Net」は、コネクティッドカーに搭
載された EDR(イベントデータレコーダー)と呼ばれる装置から送られるデータを用いて、事故が起きた際にオペレーターへ自動で発報する先進事故自動通報システム(AACN)を利用し、必要に応じてドクターヘリの出動要請に関する通報を行う車載機型救急自動通報システムです。
当社、HEM-Net およびプレミア・エイドの 3 者は、救急自動通報システムの更なる普及と、ドライブレコーダーを活用したサービスの更なる高度化を目指し、業界初となる画像活用型救急自動通報システム「第 2 種 D-Call Net」を構築し、23 年度中の導入を目指します。

2.取組概要と効果
ドライブレコーダーで取得した交通事故の映像を用いて、救急や病院にドクターヘリの出動要請通報をする画像活用型救急自動通報システム「第 2 種 D-Call Net」を構築します。
自動車事故が発生した際、ドライブレコーダーが強い衝撃を検知すると事故受付センター(プレミア・エイド)のオペレーターへ自動で発報し、同時に事故の瞬間の映像も送信します。
オペレーターは事故映像から、重篤な事故と判断するための所定の基準(例:自動車の横転や歩行者・自転車の頭部衝突等)に該当するかを確認し、該当する場合には救急や病院にドクターヘリの出動要請通報を行います。


原文はこちら
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/211207_01.pdf

15:05 | 金融:保険
 

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