サンタンデール(メキシコ)銀行との業務協力協定の締結
http://www.mizuhocbk.co.jp/company/release/pdf/20120801.pdf
みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤康博)は、サンタンデール(メキシコ)銀行(Banco Santander (México) S.A.と、投資銀行業務及び商業銀行業務を含む広範な分野での業務協力協定(以下「本協定」)を7月31日付で締結しました。
本協定は、現地でのビジネス拡大を目指す日系企業に対し、現地通貨の決済業務に加え、現地通貨建のローン、クロスボーダー送金ビジネス、リースファイナンス、プロジェクトファイナンス等の幅広い分野における金融サービスの提供を強化するものです。
サンタンデール(メキシコ)銀行は、スペイン最大の金融機関であるサンタンデールグループのメキシコ現地法人で、メキシコにおける資産規模第3位の金融機関です。同国内に1,100店以上の店舗網を展開するなど、独立性の高いオペレーションを実施しています。
メキシコは、世界銀行の推計(2012年7月現在)によると、名目GDPでUS$1.15兆と世界第14番目の経済規模です。輸出を軸とする経済は急速に発展しており、貿易取引のうち90%以上が自由貿易協定(FTA)※に基づいて行われています。加えて、近年は港湾、鉄道、通信、発電、天然ガスの流通および空港などのインフラ整備にも力を入れています。
本提携を機に、当行とサンタンデール(メキシコ)銀行の両行は、それぞれのグループ各社の総合力を最大限活用し、これまで以上にお取引先のニーズに適合した質の高い金融サービスを提供していきます。
※1992年にアメリカ合衆国、カナダ、メキシコの政府間で調印され、1994年に発効された北米自由貿易協定です。現在は、EU、日本、イスラエルや多くの中南米諸国を含む合計40カ国以上と締結されています。