研究者や理系学生の支援サービスを提供する株式会社POL(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:加茂倫明 以下、POL)が主催した、2019年1月に開催の学生を対象としたAI株価予測コンペ『Fintech Data Championship』(以下、本イベント)の審査結果を発表したのでお知らせいたします。 本イベントには全国から100名を超えるAI専攻の学生が集まり、金融領域におけるデータの活用法などについて有識者やチームメンバーと議論を深めました。
■Fintech Data Championshipとは Fintech Data Championshipは、企業が提示する機械学習を用いたデータ分析や推定に関する課題を解決するコンペティション形式の大会です。優秀なAIエンジニアに学生の間に金融に興味を持ってもらうともに、金融に携わる有望な人材の発掘を目的としています。より多くの優秀な理系学生がフィンテック(Fintech=金融Financeと技術Technologyを組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動き)の担い手となることを期待しています。
2019年のFintech Data Championshipでは機械学習・AIを活用して、株ポートフォリオによる運用をしてもらいました。仮想運用資金1000万円で、市場データ(株価・為替・原油・先物など)、企業財務データ、ニュースデータ、天候データ、その他ビッグデータを利用して、次の1カ月後に、最も上昇する銘柄の組み合わせを検討しました。
審査は、1カ月間の仮想運用を行う中で、 ① 定量審査:シミュレーション運用でどの程度の収益を生むことができたか ②定性審査:運用アイデアがどれだけ斬新なものか、発展性があるか、 について検討いたしました。