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2018/10/29

【大和証券グループ本社】「大和フード&アグリ株式会社」の設立について

| by:ウェブ管理者
株式会社大和証券グループ本社(以下、「当社」)は、フード・アグリ領域に事業領域を拡大していくことを目指し、大和フード&アグリ株式会社(以下、「DFA」)を新たに設立することを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

当社では平成 30 年度からスタートした新中期経営計画“Passion for the Best”2020 において、伝統的な証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループとしての「新たな価値」の創出を目指しております。

現在、世界の栄養不足人口は約 8 億 1,500 万人に達すると推定されており(※2016 年 FAO 調べ)、食糧生産性、分配の向上による飢餓の解消は、地球規模の課題となっております。我が国においても、エネルギーベースの食料自給率は諸外国対比低位に位置する中、近年顕在化してきた、新規就農者の減少に伴う、農業に従事する方々の高齢化問題・後継者不足問題は、今後の我が国の農業・食料を取り巻く大きな課題となっています。しかし、近年の急速な ICT 技術の進展による、大規模で、かつ生産効率を高めた新たな農業生産技術は、これらの問題の解決策としても期待が高まっております。

今回当社グループの持つリソース(リスクマネーの提供・仲介機能、国内外企業や個人のお客様との広範に及ぶネットワーク、情報技術など)を提供することで、農業・食料分野を取巻く社会課題を解決すべく、DFA を設立することとしました。DFA では、1 次産業(アグリ領域)、2・3 次産業(フード領域)において、各プレイヤーとの共同事業、インキュベーションのための資金提供、ICT など各技術の開発、および自社での新たな農業ビジネスの立上げなどに幅広に取り組むことで、農業の産業化を推進していくことに努めてまいります。

また、これらの取り組みをモデルケースとし、当社グループの持つ海外ネットワークを活用した海外への展開も行うことで、地球規模の社会的課題の解決に貢献してまいります。この DFA の取り組みは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)における「飢餓をゼロに」、「つくる責任、つかう責任」、「陸の豊かさも守ろう」に資するものと考えております。

大和証券グループは、本年より代表執行役社長 中田誠司を委員長とした「SDGs 推進委員会」を設置し、グループ横断的に SDGs への取り組みを進めております。当社グループは DFA を通じた農業・食料ビジネスへの新たな事業展開に加え、SDGs 達成に向けて注力してまいります。


原文はこちら
http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/2619_139_20181029d.pdf

15:07 | 金融:証券
 

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