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2024/01/11

【ちいきん会かながわナレッジ】オープンセミナーVol.6~「地銀改革史」出版イベントを開催!

| by:サイト管理者


 2024年1月8日(土)、ちいきん会かながわナレッジは、かながわナレッジオープンセミナーVol.6~「「地銀改革史」出版記念イベント」を横浜市で開催した。

 この日は、一般社団法人ちいきん会 理事の、遠藤 俊英さん(元金融庁長官)、日下 智晴さん(日下企業経営相談所 代表)による書籍「地銀改革史」の非公式出版記念イベントとして著者による講演や対談、参加者との対話が行われた。



 冒頭、新田 信行さん(ちいきん会 代表理事)より、お礼の言葉と共にちいきん会の近況の活動紹介と期待の言葉を述べ開会挨拶。この日の進行は、伊藤 由美子さん(ちいきん会かながわナレッジ 運営事務局 プロデューサー)、猪股 裕さん(ちいきん会かながわナレッジ 主宰、ちいきん会 運営事務局 プロデューサー)が務めた。

第1部 「金融処分庁」から「金融育成庁」へ



 最初に第1部「「金融処分庁」から「金融育成庁」へ」では、遠藤 俊英さん(元金融庁長官)より「地域金融行政 断章 ~ リレバン/対話/顧客本位/ガバナンス/カルチャー ~」と題して講演。



 講演では「地銀改革史」執筆を進める中で、遠藤さんがこれまで携わってきた地域金融行政における考え方やその流れについて紹介。行政および金融機関の行動が変わる、行動変容をもたらすことが重要だとし、センスメイキング理論を紹介。その上で、ガバナンスとカルチャーの重要性に触れ、経営トップ、組織、現場のそれぞれに行動変容をもたらすための施策や取り組み事例、顧客本位、対話型行政、政策オープンラボ、地域ダイアログなど実践してきた金融行政の改革とあり方について語った。

第2部 「著者によるスペシャル対談」



 続いて第2部「著者によるスペシャル対談」では遠藤 俊英さん(元金融庁長官)、日下 智晴さん(日下企業経営相談所 代表)が登壇。モデレーターは猪股 裕さん(ちいきん会かながわナレッジ 主宰、ちいきん会 運営事務局 プロデューサー)が務めた。



 対談では、遠藤さんと日下さんの最初の出合いの時から金融庁時代の取り組みの秘話、書籍「地銀改革史」の出版に至るまでの経緯などを振り返りつつ、それぞれの想いが披露された。

参加者との対話・懇親会 




 対談後、遠藤さん、日下さん、新田さんを交え、参加者同士で複数グループに分かれ、金融機関や行政を動かす上で今自分ができること、地域社会でこれから求められることなど対話が行われた。その後、持ち寄った地域産品と共に懇親会が行われた。



 一般社団法人ちいきん会は、2,800人超のネットワークまで広がり、全国では16箇所の支部団体が存在し、各地域のために組織の枠を超えた個人の課題解決コミュニティとして活動。かながわナレッジは、神奈川県の支部団体であり、2022年4月からスタートし、180人超のコミュニティを形成している。今後の活動と展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 :株式会社グッドウェイ@メディアプロモーション事業部 )




08:44 | 写真:金融・IT業界向け




 

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