<前年同期比分析> ・生命保険事業:好調な新契約の獲得により上半期(4 月-9月期)としては過去最高の新契約高となり、保有契約高は堅調に推移。経常収益は、保有契約高の堅調な推移により保険料等収入が増加したこと、および一般勘定における利息及び配当金等収入の増加などにより、前年同期に比べ増収。経常利益は、積立利率変動型終身保険における、標準利率改定による減益要因がなくなったこと、および一般勘定における有価証券売却益の増加などにより、前年同期に比べ増益。 ・損害保険事業:主力の自動車保険を中心に正味収入保険料が増加したことにより、経常収益は前年同期に比べて増収。経常利益は、経常収益の増加に加え、自動車保険の事故率の低下などにより損害率が低下したことから、前年同期に比べて増益。 ・銀行事業:経常収益は、債券関連取引に係る収益の増加などにより、前年同期に比べ増収。経常利益は、経常収益が増収であったものの、為替相場の変動が大きかった前年同期に比べ顧客の外貨取引が伸びなかったこと、営業経費が増加したことなどにより、前年同期に比べ減益。 ・連結経常収益は、生命保険事業、損害保険事業、および銀行事業のすべての事業で増加した結果、6,430億円(前年同期比5.2%増)。経常利益は、生命保険事業および損害保険事業で増加、銀行事業で減少した結果、469億円(前年同期比27.6%増)。中間純利益は、経常利益の増加に加え、ソニー生命における価格変動準備金の積立方針を変更したことから、311億円(前年同期比Sony Financial Holdings Inc. All Rights Reserved 49.3%増)。