金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/09/27

【DTS】AIが不正取引をストップ!キャッシュレス決済をより安全に~Altair社と提携し、金融機関等への不正予測検知ソリューションを提供開始~

| by:ウェブ管理者
株式会社DTS(東京都中央区、代表取締役社長 北村 友朗)は、米国Altair社の日本法人であるアルテアエンジニアリング株式会社(東京都中央区、代表取締役 綾目 正朋)と提携し、Altair社のデータアナリティクス製品を活用した「不正予測検知ソリューション」の販売を開始いたします。当ソリューションはAI(機械学習)とルールベースエンジンを組み合わせたハイブリッド型の不正予測検知ソリューションです。キャッシュレス決済の不正検知において、従来のルールベースによる画一的な対応で課題となっていた誤検知や新たな不正手口への対応を実現します。DTSが有する金融分野での長年の開発実績・知見と当ソリューションを組み合わせることで金融機関や資金移動業のお客様の業務を強力に支援します。
 DTSはこれまでもアンチマネーロンダリングや暗号資産の取引追跡といった複数の不正検知ソリューションを展開してきましたが、今回Altair社 のソリューションもラインナップに加えることで金融機関の金融犯罪対策をトータルでサポートしてまいります。

【背 景】
FinTech(フィンテック)による取引のデジタル化、キャッシュレス決済の普及などにより、金融業界をめぐる環境はここ数年で大きく変化しています。これら新サービスは利便性を高めるためセキュリティの急所である本人確認は使いやすさを重視した設計とされる傾向があり、そこに目をつけた犯罪組織はサイバー攻撃を加速させ脅威の手法も高度化しています。従来からのルールベースのみの対策では取りこぼしや誤検知を減らすことが難しいのが実情です。また、一般社団法人全国銀行協会の「資金移動業者等との口座連携に関するガイドライン」(2020年11月発表)においても、キャッシュレス決済の不正検知モニタリング態勢高度化を求められております。このような市場ニーズがあり、DTSはAltair社と提携し本ソリューションの提供を決定、開発し、販売開始に至りました。

【不正予測検知ソリューションの特長】
1.機械学習ツールで異常値を検知し、ルールベースエンジンに追加するビジネスルールを素早く作成
(1) 導入時から異常値の検出に注力し、不正パターンを学習、予測。
(2) 継続的なモニタリングにより実際の不正取引を発見・蓄積し、予測モデルの精度向上を実現。
(3) データサイエンティストが実施したような高精度の予測モデル構築が効率的に作成できる機能を搭載。

2.機械学習ツールの優れた操作性と機能性で生産性向上
(1) GUIベース、ノーコーディングのユーザーインターフェイスにより、従来製品比で生産性が2~3倍向上、さまざまなスキルの方が利用可能。
(2) Altair社独自の決定木機能(デシジョンツリー)により、不正パターンに影響する変数を合理的かつ迅速に発見。(コードを介さないインタラクティブな分析視認性に関して、Altair社は特許4件取得済)
(3) 予測結果に強く影響している変数をグラフ化し、予測モデルの妥当性を検証可能。

3.リアルタイム可視化ツールで、監視と可視化の結果を社内システムへ連携
(1) 予測モデルで検知された不正データをダッシュボード形式でリアルタイムにわかりやすく表示。
(2) 不正予測結果は、メールや音声でのアラート通知のほか、お客様社内システムへの連携も可能。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000081622.html

16:05 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.