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2017/02/05

【ブロックチェーン推進協会(BCCC)】金融機関への普及・啓発を強化する施策、「BCCC 金融部会」設立に向けた事前説明会の開催!(FinTech関連)

| by:サイト管理者

 2017年1月20日(金)、一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC:Blockchain Collaboration Consortium)は、インフォテリア本社内 IoT Future Lab.(イフラボ)セミナールームにおいて、2017年2月に「金融部会」を新設することに伴い、参加を希望する金融業界関係者および報道機関向け説明会を開催した。

 会場には、対象となる、銀行、証券会社、保険会社などの金融機関や、ブロックチェーン技術を金融機関のシステムに適用するシステムインテグレータなど多数が訪れた。金融部会では定期的な勉強会を開催し、金融機関のニーズにマッチした技術・情報提供サポートを行いつつ、金融関連業務へのブロックチェーン適用を検討し普及を図っていくと共に、BCCCでは、今後、その他の業界やテーマに特化した新たな部会も順次立ち上げ、より幅広い業界でのブロックチェーンの普及を目指していくという。




 冒頭に、BCCC代表理事 平野 洋一郎氏(インフォテリア代表取締役)より、参加者に対するお礼の言葉と共に、BCCCの組織・活動概要について紹介。理念、理事・監事アドバイザー、活動の狙いのほか、運営委員会の活動の中では金融部会(2017年2月1日発足)やリスク管理部会(2017年3月発足予定)、ブロックチェーン大学校の開講や広報部会の成果やウェブ発信について披露。BCCC会員数は109社(2016年12月15日時点)となり、今後の取組として、実証実験の活発化(デジタルJPY、スマートシティ等)、部会活動の充実、海外組織との連携、加盟企業の増加を挙げた。なお、この日の司会進行は、インフォテリア 広報・IR室 長沼 史宏 氏が務めた。



 続いて、普及委員会 金融部会部会長 松田 良成氏(Unitedly 代表取締役社長)が登壇。自己紹介に続き、普及に向けて綿密なアンケートや質問などを通じてニーズを掘り起こすと共に、海外における産業利用などの検証や情報提供により、ブロックチェーンを活用したビジネスを推進していきたいと抱負を述べた。

 また、BCCC副代表理事 杉井 靖典氏(カレンシーポート 代表取締役・CEO)より、技術委員会の活動として、「ハンズオンセミナー」、「社会実験ワーキンググループ」、「セキュリティ、コア技術評価・検証ワーキンググループ」の活動概要や狙いについて詳しく解説された。



 全てのプログラムが終わり、セミナールームに隣接するオープンスペースで懇親会が行われ、リーガルアドバイザー 増島 雅和氏(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士)より乾杯の挨拶。銀行、証券、保険など金融機関におけるブロックチェーンの活用が具体的に加速していく新たな一年を迎える中、BCCCが先頭に立つ団体となることに対して期待感を示した。

 しばし歓談の後、最後に、BCCC代表理事 平野氏より閉会挨拶と入会案内に続き、BCCC監事 鈴木 智佳子氏(PwCあらた有限責任監査法人 パートナー)の一本締めによる中締めが行われ、「BCCC 金融部会」設立に向けた事前説明会を終えた。

 「金融部会」の発足によるブロックチェーン技術を活用した金融サービスの推進と進展、事例など情報発信に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




12:57 | 写真:金融・IT業界向け




 

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