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2020/04/15

【NTTデータ】インフキュリオン・グループとの資本業務提携によりオープンバンキング領域での連携強化

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、お客さま企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるため、株式会社インフキュリオン・グループ(以下:インフキュリオン)と金融サービス分野における資本業務提携を行いました。

資本業務提携によるシナジー創出の第一弾として、NTTデータが有する金融システムに関する高度なノウハウと、インフキュリオンが有するウォレットASPシステム「ウォレットステーション」を掛け合わせた新たなBaaS(Banking as a Service)基盤を活用したウォレットサービスを、2020年度中に提供予定です。

NTTデータとFinTech事業者であるインフキュリオンは、それぞれの強みを生かしながら、銀行口座を活用した新たなユーザー体験創出のために、金融機関/FinTech事業者/一般事業会社含めた持続可能なAPIエコシステムの実現に向けて、オープンバンキングの推進を目指します。

背景・目的
金融分野においては2017年の銀行法改正により革新的なサービスの創出による利用者の利便性向上を実現するために、オープンAPIビジネスの発展が期待されています。

NTTデータは、2013年より主催するオープンイノベーション活動「豊洲の港から」注1など、革新的で持続可能なビジネスを創発するオープンイノベーションの実現に取り組んでいます。インフキュリオンが「豊洲の港から」に参加したことを通じ、両社間の連携が始まりました。

インフキュリオンは、金融・決済領域を中心とした豊富な知見とテクノロジーを強みとする事業開発カンパニーとして、数多くの実績を有しているほか、メディア運営やFinTech協会活動などを通じて、業界発展と事業機会創出のための活動を行っています。

このたび、NTTデータが有する金融ノウハウと、インフキュリオンが有するFinTechソリューションサービス注2を掛け合わせることで、今後の次世代金融サービス時代に求められる魅力あるサービス創出に向け資本業務提携を行いました。

概要
NTTデータとインフキュリオンは、NTTデータの培ってきた銀行業界における実績と、インフキュリオンが提供する総合的ウォレット「ウォレットステーション」を掛け合わせた新たなBaaS基盤を活用したウォレットサービスを、2020年度中に銀行業界向けに提供します。「ウォレットステーション」はオープンAPIを活用して、QRコードやバーコードでの認証方法を用い、銀行口座からのダイレクト決済やプリペイド決済を行うことができるサービスです。

また、「ウォレットステーション」に加えて、加盟店で利用できるクーポン機能や、銀行口座からの後払いサービス「SLiDE(スライド)」や、自動貯金サービス「Finbee(フィンビー)」との連携による自動貯金機能の提供など、API連携による幅広く革新的なサービス創出を行うことが可能となります。これにより銀行口座を活用したスマホアプリならではのユーザー体験の創出とともに、金融機関のDXや提携企業に対して銀行機能をより生活に溶け込ませ、ユーザーの生活をより豊かにするオープンバンキングを一層推進していきます。

今後について
NTTデータとインフキュリオンはNTTデータが有する銀行基幹システムと連携しながら、BaaS基盤を活用したウォレットサービスを通じて、オープンAPI時代に適したさまざまなサービスを提供することを目指します。

原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2020/041500

16:07 | IT:一般
 

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