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2016/12/15

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ(2016年12月)~「金融」の注目度が大幅上昇、「消費」、「医薬品」の注目度が低下

| by:ウェブ管理者
(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 31.4 と 2 カ月連続で下落
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 31.4 と 2 カ月連続で前月比下落した。調査時の日経平均株価(16 年 12 月 5 日終値)は 18,274.99 円と前回調査時(16 年 11 月 7 日終値:17,177.21 円)を 1097.78 円上回った。

(2) 「国際情勢」の注目度が上昇、「国内企業業績」の注目度が低下
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」を挙げた回答比率は 60.4%と前月比 3.4%ポイント上昇、4 カ月連続で前月比上昇した。一方、「国内企業業績」の回答比率は 3.2%と、前月比 2.9%ポイント低下した。

(3) 「金融」の注目度が大幅上昇、「消費」、「医薬品」の注目度が低下
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「金融」のDI は 1.5 と前月比 14.3 ポイント上昇し、12 カ月ぶりにプラスに転じた。一方、「消費」の DI は-10.3 と前月比 8.2 ポイント低下したほか、「医薬品」の DI は 6.5 と前月比 6.9 ポイント低下し 2 カ月連続で下落した。

(4) 小幅の円高ドル安及び円安ドル高を見込む回答が減少
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円高ドル安を見込む回答比率の合計は 54.9%と前月比 1.8%ポイント上昇した。また、小幅の円高ドル安及び円安ドル高を見込む回答比率はともに低下した。「5 円程度円高ドル安」との回答比率は 31.9%と前月比 10.6%ポイント低下し、「5 円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 32.6%と前月比 7.0%ポイント低下した。一方で、「10 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は 17.3%と前月比9.0%ポイント上昇し、「10 円以上円高ドル安」の回答比率は 5.7%と同 3.4%ポイント上昇した。「10 円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 10.2%と前月比 4.8%ポイント上昇し、「10 円以上円安ドル高」を見込む回答比率は 2.3%と同 0.4%ポイント上昇した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20161215/20161215.pdf

17:21 | 金融:証券
 

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