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2017/06/07

【フィスコ】株式会社AMBITION と株式会社カイカがブロックチェーン技術を適用した不動産賃貸管理システムの共同開発を開始

| by:ウェブ管理者
株式会社 AMBITION(マザーズ上場、証券コード「3300」、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:清水剛、以下、「AMBITION」)と株式会社カイカ(JASDAQ 上場、証券コード「2315」、本社:東京都目黒区、代表取締役社長:牛 雨、以下、「CAICA」)は、不動産賃貸権利にかかるブロックチェーン実証実験の第2段階を完了し、このたびブロックチェーンを適用した賃貸管理システムの開発を共同で開始いたします。

ブロックチェーンは、多数の参加者における取引記録の突合・所有権管理といったプロセスに適しており、金融分野のみならず、各種規制や利用者保護といった考慮が必要とされる不動産・流通・製造といった非金融分野においてもより自由度の高い応用の検討や試行が可能であります。ブロックチェーンの適用範囲は極めて広く、その利活用については無限の可能性があります。

CAICAと AMBITION は、これまでの実証実験において、不動産賃貸権利の発行・流通・譲渡がブロックチェーン上で管理することが可能であることを確認し、入居希望者が物件を探す所から、契約および更新に至るまでの一連の具体的な不動産賃貸業務の流れに照らし合わせ、ブロックチェーン技術の適用性について検証してまいりました。その結果、

・物件における賃貸状況の管理
・電子化された契約手続き及び情報の保持
・契約金及び家賃の仮想通貨決済
・スマートデバイスとの連携

において有用であると判断いたしました。以上の結果を踏まえまして、今回AMBITIONの主要業務である賃貸管理業務にブロックチェーンを適用するシステムをCAICAと AMBITION共同で開発することといたしました。

当システムのメインコンセプトは「業務になるべくリソースを必要としない自律的に稼働する仕組みの構築」であります。そのため、
・契約内容及び手続きの電子化
・仮想通貨決済
・ブロックチェーン及びスマートコントラクトの実装

が必要と考えております。今後は費用面での検証も進め、メインコンセプトを実現するシステムを構築し、将来的にはプラットフォーム化することも目指しております。


原文はこちら
http://www.fisco.co.jp/uploads/20170607_caica_ir3.pdf

17:04 | IT:一般
 

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