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2017/10/18

【富士通】富士通クラウドテクノロジーズ、IoT実態調査の第3弾を実施~IoT活用企業の64.7%が「期待通り」「期待以上」の効果を実感、全体の期待値は横ばい~

| by:ウェブ管理者
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:愛川 義政)は、企業におけるIoT活用の実態を把握するため、アンケート調査を実施しました。当社は、今後特に製造業とサービス業においてIoT活用のニーズが高まると考え、両業種のIoT活用実態を把握するための調査を継続的に実施しており、今回が第3弾となります(注1)。
 当社は、今回の実態調査によって得られた知見を、当社が提供するデジタルIoTソリューション「ニフティIoTデザインセンター」(注2)での提供価値向上に生かし、IoTを活用したビジネスメリットの創出に取り組む企業を強力に支援していきます。

調査結果の概要

(1) IoT活用でビジネスが進展すると考えている人は、両業種ともに半数以上と高い数値を維持しているものの、前回比で横ばい傾向。世の中におけるIoT普及を実感している人も45.7%で横ばい。

(2) IoT活用状況は「検討」以上が33.5%で横ばい傾向、「準備」「検討」している企業のうち約3割が1年以内に開始予定。

(3) IoT活用企業の64.7%が「期待通り」または「期待以上」の効果を実感。活用経過期間は2年以上が55.9%。

(4) IoT活用に取り組んでいない企業の多くは、IoT自体に価値を見出せていない。取り組む上での課題は、前回に引き続き、ビジネス設計ノウハウの不足、効果の明確化の難しさ、推進体制の不在。

(5) IoTに求める価値は、前回に引き続き「顧客接点の強化」が両業種に共通してもっとも多い。一方、実際の活用用途としては「サービスの付加価値向上」が最多となった。

 今回の調査では、両業種ともに「IoTでビジネスが進展する」と考えている人は半数以上(製造業76.4%、サービス業52.3%)と高い数値を維持しており、期待値は変わらず高いものの、前回比で横ばい傾向であることがわかりました。IoT活用状況においても、「検討」以上の段階に進んでいるのは33.5%と、前回に引き続き3割台に留まっています。業種別の内訳では、製造業が51.2%、サービス業が18.7%と、前回と比べて差が開いており、製造業ではM2Mに代表されるインダストリー領域の活用が広まってきていると考えられます。
 また、今回新たに、企業でIoTを活用している人に対して活用効果を聞いたところ、64.7%が「期待通り」または「期待以上」の効果を実感していると回答し、IoT活用企業の多くはすでに手ごたえを感じている実態が明らかになりました。さらに、IoT活用企業の55.9%が活用を開始してから2年以上経っており、長期的な取り組みが効果につながっていることがうかがえます。
 一方、未だIoT活用の検討を開始していない理由は「特に理由なし」が最多で、IoT自体に価値を見出せていない企業が依然として多いことがうかがえます。具体的な課題としては、前回に引き続き、ビジネス設計ノウハウの不足、効果の明確化の難しさ、推進体制の不在が多く挙げられていました。


原文はこちら
https://fjct.fujitsu.com/press-release/20171018.html

17:02 | IT:一般
 

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