バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、12月11日、「カウンターパーティ信用リスク管理に関するガイドライン」(原題:Guidelines for counterparty credit risk management)と題する最終文書を公表しました。
本文書は、効果的な銀行のカウンターパーティ信用リスク管理の実務について具体的な目線を示すガイドラインです。平成11年(1999年)1月にバーゼル委が公表した「銀行と、レバレッジの高い業務を行う機関との取引に関する健全な実務のあり方」(原題:Sound practices for banks’ interactions with highly leveraged institutions)を置き換えるものと位置づけられており、令和6年(2024年)4月に実施した市中協議(https://www.fsa.go.jp/inter/bis/20240509/20240509.html)の結果を踏まえ、今般最終化されました。