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2014/08/06

【東京商品取引所】2014年7月の概況等について~一日平均取引高は全体では前月比2.2%減の76,579 枚

| by:ウェブ管理者
2014 年7 月の当社市場の一日平均取引高は、主力商品の金(前月比2.9%増27,554 枚)や原油(前
月比3.9%増2,948 枚)が増加したものの、ゴム(前月比22.9%減8,313 枚)などが減少したことから、全体では前月比2.2%減の76,579 枚となりました。

7 月においては、月半ばにかけて中東情勢の緊迫化や、ポルトガルの大手銀行における財政不安な
どから金の安全資産としての魅力が好感され、金価格は概ね上昇傾向で推移しました。その後、ポルトガルの大手銀行の信用不安懸念の後退による下落、ウクライナ上空でのマレーシア航空機の墜落による政治的緊張の高まりによる価格上昇、欧米や中国の良好な経済指標の発表に伴う下落など、月後半の金価格は方向感に欠ける動きとなりました。

こうした価格変動などを背景に出来高が増加した商品がある一方で、FOMC の発表前などで取引が
手控えられる傾向もみられ、商品全体では出来高が減少しました。

なお、パラジウムは、産出国の情勢不安による供給不安や、世界的な景気回復の見通しなどにより
概ね上昇し、29 日には一時約13 年4 か月ぶりとなる2,900 円台を記録しました。
取引高等の詳細につきましては、添付資料をご覧ください。


原文はこちら
http://www.tocom.or.jp/data/geppou/gaikyo201407.pdf

16:12 | 金融:行政・取引所・団体
 

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