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2015/05/20

【足利銀行】平成27年度 「新入社員 意識調査」~「課長」「部長」「役員以上」と出世を望む新入社員は減少。特に男性でこの傾向が顕著で、男性の“草食化”が進む。

| by:ウェブ管理者
足利銀行(頭取 松下 正直)のシンクタンクである「あしぎん総合研究所」(社長 伊沢正吉)は、「平成 27 年度新入社員意識調査」を行いましたので、その結果を別紙のとおり発表いたします。今回のポイントは下記のとおりです。

<ポイント>
◇ 新卒者の訪問企業数は「1~2 社」が 24 年度にこの設問を加えて以来最も多い回答となり、景気回復を受けて学生優位の「売り手市場」となった様子がみられた。

◇ 出世については、「平社員のままでいい」「係長ぐらい」が増加。一方、「課長」「部長」「役員以上」と出世を望む新入社員は減少した。特に男性でこの傾向が顕著で、男性の“草食化”が進んでいる。

◇ 女性活躍推進の機運が高まる中、「いずれは家庭に入りたい」という女性はほぼ昨年度並み。3 割近くがこれまで同様“専業主婦”を希望しており、新入社員の意識変革は入社後にかかっているという現状がわかった。

1.会社を選んだ基準
「自分が働きたい業界・業種」が 65.9%と圧倒的に多く、次いで「通勤に便利など立地条件」30.8%、「会社・上司の雰囲気が良い」30.0%となった。男女別で男性が多いのは「休日が多い」「会社の業績がいい」「給料が多い」で、男性は女性に比べて条件重視の傾向にある。特に「休日が多い」を選んだ男性は 22 年度の調査開始以来最も多くなり、はじめて 2 割を超えた。

2.働く目的
「収入を得ること」は少し減り 73.5%。 次いで「自己の人間性の成長」44.2%、「社会の一員として社会へ貢献するため」35.6%の順でいずれも増加している。

3. 不安
「仕事についていけるか」が 70.5%と最も多い。景気回復への安心感からか「会社の業績の悪化」「思ったとおりの収入が得られるか」は減少した。

4.勤務・転職等
「定年まで働きたい」が最も多く 52.5%。次いで「いずれは転職したい、してもよい」23.8%、「いずれは家庭に入りたい」13.8%の順で、例年と大きくは変わらない。

5.出世
最も多いのは「課長・店長ぐらい」31.1%。次ぐ「平社員のままでいい」22.9%は男女ともに 2 年続けて増加しており、25 年度調査からは 5.3 ポイント増えた。


原文はこちら
http://www.ashikagabank.co.jp/news/pdf/abk_q1934.pdf

16:02 | 金融:銀行
 

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