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2013/10/02

【商工組合中央金庫】2013・2014年度 経済見通し(2次改訂)-政策効果で高成長を継続、反動減が発生するもプラス成長を確保-

| by:ウェブ管理者
ポイント

◯ 2013年度の実質GDPは前年度比+2.9%を見込む。以下のような需要の押し上げ要因が重なり、年度を通じて高い成長が見込まれる。
① 株価の上昇による消費マインドの改善や、所得・雇用環境の改善が個人消費の増加に波及する。さらに、海外経済の持ち直しと円安効果が相まって、輸出は緩やかに増加し、生産は回復する。これによって、企業収益が底上げされ、設備投資にも持ち直しの動きが表われる。
② 2012年度補正予算の効果により、引き続き公共投資を中心に盛り上がりをみせる。
③ 年度後半には、2014年度からの消費税率引き上げを控えた駆け込み需要が見込まれる。

◯ 2014年度は同+0.5%を見込む。海外経済の持ち直しは続き、輸出の増加が景気の牽引役となる。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減に対し、政府による経済対策の一環として2013年度補正予算の成立が想定され、成長率は小幅ながらプラスを維持する。

◯ 当面の下振れリスクとしては、「米国の量的緩和縮小」、「中国のシャドーバンキング問題」、「欧州債務問題の再燃」などが挙げられる。


原文はこちら
http://www.shokochukin.co.jp/report/mitoshi/pdf/cb_2013-14_kai3.pdf

15:11 | 金融:銀行
 

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