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2018/08/08

【松井証券】価格改善サービス「ベストマッチ」の利用状況を公開 ~対象者の9割超がサービス利用を選択、1万2,000人超が価格改善を経験~

| by:ウェブ管理者
松井証券(https://www.matsui.co.jp/)は、2018年5月21日より、株式取引の価格改善サービス「ベストマッチ」(※)を開始しました。この度、当サービスの価格改善効果の分析を含む利用状況を取りまとめましたので、公開いたします。

今後も定期的に開示を行うことで、サービス自体の透明性を高めるとともに、認知拡大に努めてまいります。

※ 「ベストマッチ」サービスは、価格改善を希望する個人投資家の株式注文を東証立会市場へ発注する過程において他の注文とマッチングすることにより、東証立会市場と比較して有利な価格での約定機会を提供する、
いわゆるダーク・プール取引です。

■価格改善効果
・当サービスを利用可能な対象者のうち、97%のお客様がサービス利用を選択
・7月末時点で、1万2,818人のお客様が価格改善を経験
・価格改善した際の改善率は約3ベーシスポイント(100万円あたり300円)

■システム処理にかかる時間(いわゆるレイテンシー)を考慮した約定価格の検証
・東証より不利なケース(※)の出現度合いは、0.1%未満

※ 東証立会市場と比較して有利な価格での約定機会を提供できるとマッチングシステムが判定処理を行っても、そのシステム処理と東証立会市場における売買価格更新のタイムラグによって、 結果的にその効果が得られない場合があります。これは当社だけでなく、PTS等を利用したSOR (スマート・オーダー・ルーティング)注文も同様であり、価格改善サービス共通で生じる事象です。
その出現度合いをどれほど抑えられるかが、サービスの質につながると当社は考えます。

■利用者アンケート
・利用者のうち現状、5割のお客様が価格改善の頻度が高いと実感

Q: 価格改善の頻度や、改善した際の金額をどう感じていますか?​
- どちらも多いと感じる 22%
- 頻繁に改善はするが、金額は少ない 32%
- 改善機会は少ないが、金額は大きい 10%
- どちらも少ないと感じる 36%

■今後の取り組み
・利用者アンケートにも見られるとおり、サービスレベルの向上が課題です。

機関投資家の注文を現状より多くマッチングシステムへ集めることで、価格改善が生じる取引の更なる件数増、および価格改善率の向上を図ります。

・価格改善サービス「ベストマッチ」の情報公開は継続して行います。

内容を充実させ、取引の透明性を確保することで、個人投資家が価格改善サービスを支障なく利用できる投資環境を構築します。

松井証券は、今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めてまいります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000019241.html

15:05 | 金融:証券
 

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